2010-07-03

東京藝学・筑波大の交流展

三ヶ月ぶりに訪れたメタル・アート・ミュージアムは東京藝術大学と筑波大学の交流展「第9回 金属彫刻作家新鋭展『ナチュラル』」が開催されていた(今日から8月1日まで)。

◆ 圖子哲哉(筑波大学)「鯨潜水艦」
◆ 豊永恭子(東京芸術大学)「上野の山に狸の塚」
◆ 高田陽三(東京芸術大学)「Amplitudes」
右手前の地面に円形に埋め込まれたアンカーから建物の壁に取り付けられた金具に太さの異なる針金が張られている。その針金を強く弾いて音を楽しむと言う作品。
◆ 瀧澤宗史(東京芸術大学)「Candlestick」
鉄の格子に取り付けられた燭台に太く短いロウソクが載っている。点火して鑑賞するらしい。
◆ 馬場絢女(筑波大学)「ライフスタイル」
企画展の作品と常設の香取秀真、津田信夫の作品を見て館を辞去しようとすると北詰館長が『4時から交流展のパーティーがある。出展作家や若い人達が集まるので出席しないか』とお誘いを受けた。遅くなってしまった昼食を済ませて戻ってくることにする。
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駐車場の奥まったところに6月末まで開催されていた「山崎哲郎 彫刻展 ─ Metamorphosis (変容) ─」の作品「inside-outside 大地にて」が置いてあった。その凄まじいばかりの存在感は5.5t(館長が教えてくれた)と言う重量故ばかりではない、量感で迫ってくるものがある。
4時から始まったパーティーで挨拶する北詰館長。
乾杯に先立って参会者に自己紹介する高田陽三さん、瀧澤宗史さん、豊永恭子さん、圖子哲哉さん、馬場絢女さん(左から)。
若い作家達と彼らの友人知人達が集うのを見ると何故か心がウキウキしてくる。館の内外には何時もとは異なる空気が流れ、北詰館長も嬉しそうにしておられた。

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