自らコミュニストであることを隠さず、仕事を追われたトランボは偽名で脚本を書き続け家族を養う。

彼は下院非米活動委員会(HUAC)で証言を拒否して議会侮辱罪に問われ「ハリウッド10」と呼ばれた映画人のリーダー的な存在になる。
確かな根拠のないまま世の中があらぬ方向に流されてゆく様が、今の日本の世情と重なってしまった。

ローマの休日、スパルタカス、ジョニーは戦場に行った、パピヨンなど、世に知られた映画の脚本がダルトンの手によるものだったことが後になって知られるようになる。
予告編ではこの映画の良さが伝わってこなかったが、いい映画だった。

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