2017-06-07

精興社 青梅工場

日本電子出版協会 (JEPA) の一員として精興社青梅工場を見せて頂いた。
オフセット印刷については日興美術に15年以上在職していたこともあってあらかた理解しているが、頂いて驚いたことが二つあった。



一つが "SAZANNA SW313"、1980年の代めの頃から活躍していた写研の入力専用端末。今も三台が現役で動いていた。



もう一つが8インチフロッピードライブ。
"SAZANNA SW313"で入力したSKコードのデータをShift_JISコードに変換するために使われている8インチ・フロッピーディスク・ドライブ。
どちらも現有機が壊れると代替え機が無いそうだ。



青梅工場訪問の主目的は同工場の一角に保存されている活版印刷設備の見学。
手前は今は使用されていない菊半裁の印刷機、後方は活字を納めた馬。



馬に並ぶすだれケースと南京ケース(最下段)。



母型ダンスに納められているのは活字彫刻師・君塚樹石のてになる精興社明朝活字。

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