2010-07-18

梅雨明けの栗橋

 最後に学生航空連盟が活動する栗橋の大利根滑空場を訪問したのは、ランウエイの水捌け改良する土木工事をしていた4月だから三ヶ月ぶりの訪問だ。
 これからは休む間もなくランウエイを這いずり回ることになる草刈りトラクター、その横にバイクを置かせてもらう。軽いエンジン音が近づいてくるので振り返るとDimonaがアプローチして来た。
 ランウエイの端に駐機したJA2407 Dimona、ここでお目にかかれる回数は少ない。大利根飛行場から飛んできたのだろう。
 ランウエイに機首を向け出番を待つグライダー達。
 ◆JA28MN ASW28(ドイツ アレキサンダー・シュライハー社 FRP製)。
 ◆JA2234 Ka6E(1969年製 木製主翼・木製胴体 羽布張り)。
 ◆JA2346 ASK13(1985年製 木製主翼・鋼管胴体 羽布張り)。
 リトリーブ・カーの運転席で出番を待つ若菜さんと、パラソルの下に設置されたピストでランウエイでの離着陸をコントロールする鈴木さん。
 テントの下で五島さん、佐藤さんと一緒に梅雨明けの強い陽射しを避ける清水さんご一家。お母さんとユウタロウくん(9歳・小学4年生)、アツタくん(6歳・小学1年生)、エイくん(3歳)は立川から体験飛行にやってきたのだそうだ。
 岩橋くんが操縦するASK13の後部席に納まったユウタロウくん、将来は航空機のパイロットになりたいという。
 急角度で上昇するときに恐怖を感じる大人もいるというのに、ランウエイに下りてきたユウタロウくんは『楽しかった~!』。将来は学生航空連盟のメンバー間違いなしだナ。
 ユウタロウくんに続いて飛ぶのはお母さん。子供達がコックピットの周りに集まり、後部席のお母さんに心配そうに声をかける。体験飛行を終えたお母さんも『楽しかったです』の感想、この母ありてこの子ありか。
 昨日が関東の梅雨明けらしいが、今日のランウエイ上空は一気に夏色だ。
 この炎天下で気が回らず失礼してしまったが、今日のウインチは岩河さんがレバーを引いていおられた。

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