2017-11-23

ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜

1930年代初頭、満州建国にまつわる軍部が、天皇の料理番・山形直太朗(西島秀俊)を利用して陰謀を企む。



軍部から満漢全席を超える大日本帝国食菜全席を作るよう命じられて満州に渡る山形直太朗は、軍の陰謀を知りそれに対峙する。



山形直太朗は満漢全席の108の料理を超える料理を考案する。
料理のシーンになる度に生ツバを呑み込みながら鑑賞する羽目になってしまった。



この話の狂言回しとして登場するのが山形の孫・佐々木充(二宮和也)。
大日本帝国食菜全席の話が出た段階で、佐々木充が山形直太朗の後裔だろうとは直ぐに察しがついてしまった。
山形の手によって燃されてしまったはずの「大日本帝国食菜全席」の所在を探す、その謎解きはおもしろかった。

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