2010-08-01

仙台からの輿入れ

 7月30日(金)の夜、仙台に向けて出発した東北学院大学からの輿入れ出迎え陣が、今朝、読売大利根滑空場に戻ると連絡があった。早起きして学生航空連盟(SAF)・栗橋の駐機場件資材置き場に駆けつけた。
朝8時の駐機場には誰もいなかったが、しばらくすると4 tトラックで久保(弟)さんがやってきた。
 日が高くなると共に SAF の皆さんの顔も揃い始める。
9時を回った頃、大型トレーラーが2台到着した。
駐機場手前のほそいT字路、果たしてこのコーナーを回れるのか。それが苦もなく回ってしまった。プロフェッショナルのステアリング捌きを堪能させてもらった。
 今回の集団輿入れの第一陣はLET社(チェコ)の"L-23 Super Blanik"。複座機。
LET社製の機体はSAFのOBの方達で構成されているSAF飛行クラブにも"L-33 SOLO" JA2515がある。あいにく未だその勇姿を撮影する機会に恵まれないが、いずれここでも紹介したい。
 第二陣はAlexander Schleicher社(ドイツ)の名設計者Rudolf Kaiser最後の設計になる"ASK 23B"。単座機。
SAFが現在訓練に使っている"ASK13"、"Ka6E"、"Ka8B"はAlexander Schleicher社のRudolf Kaiserの設計による機体だ。
 そして最後は文字通りの箱入り娘SCHEMPP-HIRTH(ドイツ)の"DISCUS B"。単座機。
箱入り娘を仙台から乗せてきたのはトレーラーのプロフェッショナルでSAFの訓練生達からは鬼教官と慕われている久野さん。
 クレーンを操るのは仙台まで出迎えに行ってきた久保(弟)さん。
 仮設格納庫に納まった右からL-23 Super Blanik、ASK 23B、"DISCUS B。
この後、仮設格納庫の屋根と壁(囲い)ができるまでSuper BlanikとASK 23BはUVシートでスッポリと覆われることになった。
訓練飛行の時は何時もピストを担当されている鈴木さんはじめ、田口さん、小川さん、松崎くん、山崎くんなど他にも数名の方が仙台までの強硬出迎えに参加したようだ。
 輿入れしてきた三機は整備・レストアの後に対空検査を受けなければ大空にその勇姿を見ることができない。翼を着けた姿を知りたかったのでWebを探してみた。
 ▼L-23 Super Blanik/LET社(チェコ)製
 ▼ASK 23B/Alexander Schleicher社(ドイツ)製
 ▼DISCUS B/SCHEMPP-HIRTH(ドイツ)製

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