初めてのインド系文字の話を興味深く聞いた。デーヴァーナーガリー、クジャラーティー、ベンガル、カンナダ、タミルなどのインド系文字の起源を探るとブーラフミー文字にたどり着くという。
それぞれの文字を見ただけではとても同じ起源を持つとは思えないのだが、町田さんが工夫して名付けたという「グラマニメーション」を見て納得した。
日本では『一点一画もゆるがせにしない』と言う表現があるほど文字(漢字)に規範性を求めるが、インドでは全く逆で文字は俗なもので価値が無く、正統な学問ほど文字に依存せず音声で記憶されるものなのだという。
休憩時間に会場のテーブルに並べられた町田さんの著作が販売されたが、もじもじカフェ特別価格の配慮が嬉しい。

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