コンサルタント会社の第一線で仕事をするキャリアレディー・イネス。彼女の余裕の無い生活を心配する父・ヴィンフリート。
描かれる父娘の距離感に納得しながら、いつの間に父の立場に感情移入していた。
トニ・エルドマンと称して娘の前に神出鬼没の父の、時に度を超す悪ふざけに、仕事が思うように展開しないイネスのイライラがつのる。
父の伴奏で「GREATEST LOVE OF ALL」を歌うイネスの姿が好い。
何も説明しない予想外のラスト・シーンでのイネスの表情が印象的だった。
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