2006-02-25

人工透析

 2階の大きな部屋には40ほどもありそうなスチールパイプのベッドが規則正しく並んでいる。各ベッドの横にはそれぞれ点滴を打つ時に薬剤が入ったビニール袋をかけておくような、これもスチール製のパイプが立っていて、そのパイプの上の方には遠くからでも分るようにベッドの番号が書かれた大きなカードが下がっている。
 その部屋の入口には『透析室』と書いてあり、部屋を覗いた時に直ぐ映画に出てくる野戦病院のシーンを思い出した。
 弟の嫁さんが週に三回の人工透析をする生活に入った。2月7日に緊急入院し既に透析を6回実施したそうだ。退院が近づいてそんな状況を知らせてきたので見舞いに行ってきた。

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