私が住んでいる住まいは11階建て107戸が入居する集合住宅であるが完成してから33年経っている。昨年暮れに大規模修繕工事が無事終わり、部屋を販売する際の評価額もこの工事のお陰で200万円ほどあがったという。もっとも200万円高く売れても引っ越す先の価格がとても手が出る価格ではないのが現実だが。
新築当時の入居者の中には高齢者と呼ばれる世代に入った方も出始め建物のバリアフリー化に対する要望も高まっている。33年前の設計では完全なバリアフリー化は望むべくもないが、昨年暮れの修繕工事でずいぶん改善された。しかし一部にまだ改善しなければならない部分が残されているのも事実。理事会、建設委員会の今後の課題の一つだろう。
建物の当面のメンテナンスは終わったが住民組織のメンテナンスはなかなか思うように運ばない。ハード面よりもソフト面の手当の方が難しいのは何処も同じだな〜。