午前10時過ぎについた新宿駅は雲が低く強い雨が降っていた。
知人のデザイン事務所が使っているG4 MacをMac OS X Tigerにアップデートしに行った。現行バージョンのOS X 10.2.2をアップデートするのだが、アップデートの途中『基本システムパート1のインストール』という状態でステータスバーが止まってしまった。
サブプロンプトは『ファイルを取り出し中:87%完了しました』、『残り時間:約2時間17分』で完全に止まっているようなのでアップデートをキャンセル。
今まで入っていたOS X 10.2.2もおかしくなっており起動しなくなってしまった。しかたなくOS X 10.2.2が入っていたボリュームをイニシャライズして新規インストールすることにした。
新規インストールも状況はアップデート作業とさして変わらず遅々として進まない。しばらく放っておいた後で覗いてみるとインストールのステータスは『必須ソフトウエアのインストール』まで進み、サブプロンプトは『インストールを設定中』、『残り時間:約8時間17分』に変わっていた。
8時間17分だって、新規インストールを始めてから既に2時間近くか経っているのにこれでは今日中に終わらないじゃないか!
このままマシンを放って帰ろうかとも思ったがガマンガマンでインストールを続行。
10時にモニターを見るとインストーラーのステータスは『必須ソフトウエアのインストール』のまま。サブプロンプトは『ファイルを取り出し中:3%完了しました』、『残り時間:約25時間3分』。6時から始めた新規インストールは既に4時間経っている。このアップデートは明らかに普通じゃない、ということでここまでガマンしてきたインストールをキャンセルした。
インストーラDVDを交換してもらった方が良さそうだ。