韓国に自社のフォントをライセンスするために書体選びをしています。基本となる明朝体とゴシック体はすでにライセンス済みなので、それ以外でお勧を選んで欲しいという先方の要望で一日中ああでもない、こうでもないと悩んでました。
ポップで若受けする書体は長い間には飽きられてしまうし、かといって明朝体とゴシック体のウエイト違いばかりでもタイプフェイスリッチなデザインはできないし。
基本書体とポップ書体の間のバリエーションはたくさんあるようで、実際に選ぼうとすると数が少ないことに気づきます。結局たどり着くところは中国古典書体をベースにしたタイプフェイスや勘亭流と言った長い時間を経たタイプフェイスでした。