2007-09-28

アンドリュー・ワイエス展

 「青山ユニマット美術館」で「アンドリュー・ワイエス展」を見てきた。この美術館、箱根にあった頃にも一度行ったことがあるがいつの間にか都心の青山に越してきていた。
 入場券を買ってエレベーターで4階に上がり3階、2階とワンフロアーずつ鑑賞しながら階段で下りてゆく趣向は、さほど広くないフロアーと相まってこの美術館をこぢんまりとしているが親しみやすいものにしている。
 会場内に入ると「シャガールとエコール・ド・パリコレクション」が常設展として併設されており、お目当てのアンドリュー・ワイエスの作品は2階に展示されていた。
 初めて彼の作品を見たのは1974年4月、上野の「東京近代美術館」で開かれた「アンドリュー・ワイエス展」、二度目が1990年1月、当時池袋にあった「セゾン美術館」で開かれた「ワイエス展 ヘルガ」。
 初めて見てから33年、最後に見たときからでも17年経っている。作品に対する印象が全く薄れていないのは初めて見たときの印象がそれだけ強烈だったからだろう。