夜は任科くんの家を再訪。昨年4月に訪問したときよりも家族が一人増えている。今年8月に奥さんの翼さんに女の子、紫嫣(ZiYan)ちゃんが生まれたのだ。今年28歳になった任科くんには初めて会ったのは5年前の2003年10月。今は結婚して家(マンション)と車を買い子供もいる。北京の青年の中でも成功している部類にはいるのだろう。
Ka8B JA2233
学生航空連盟所有(読売大利根滑空場)
製造年:1963(昭和38)年12月17日
製造社:Alexander Schleicher社(ドイツ)
設計者:Rudolf Kaiser
出国手続きを済ませ出発ロビーにはいるとこちらは改装工事が終わって今までとはずいぶん印象が変わっている。
複座の"JX0037 EXEC 500P"はホームメードの自作ヘリコプター。機体番号から察するにこのヘリコプターはまだ正式な登録が済んでいないようだ。ということは飛ぶことはできないハズ?
"JX0037"の横に掲示されている説明板に"Home Built Helicopter"とある。
これはジャイロプレーン"JE0075"。伏せて置いてある2つのバケツは用途不明。
"JE0075"のパワーユニットとプロペラ。ジャイロプレーンはプロペラの推進力で前進し、ローター(回転翼)の浮力で飛び上がる。飛行中ののローターは風を受けて自然回転し動力で駆動されるわけではない。
マイクロライトプレーン"JR0623"。
もう一つはこの会場では意外なブランド「Accuphase」のブース。民生品メーカーだと思っていたがプロ仕様の製品も出しているようだ。というより、民生品がプロフェッショナルに採用されていると言ったところが実情か。
そろそろ閉館という頃、ホールに挟まれた通路から見事なグラデーションを見せている空がのぞいていた。
今回のInter BEE 2007が今年最後の展示会出展となった営業チームがマリブダイニングの「東花房」で打ち上げを行った。出席者各自の笑顔が展示会の成果を物語っていて心強いものを感じる。いいチームだ。

福島さんの作品はウォッカをベースにした「Beluga」。ひいき目に見ているせいか動作がキビキビしていて無駄がないように思えた。
会場入り口脇に順次並べられる作品の中でもグリーンのコントラストが爽やかで印象的だ。白イルカをイメージしたと言うが味は試作段階とどう変わったのだろうか?
白川さんは初出場とは思えない落ち着いたプレゼンテーションで作品はラムをベースにした「Bacchanaie」。
濁った色に仕上がった作品も並ぶ中で澄んだ葡萄色をした「Bacchanaie」が豊かな味わいを期待させる。
審査の結果は福島さん、白川さんとも銀賞入賞でBlossomの面目躍如といったところか。Blossomのレベルが高いのか、はたまたそこに集う客のレベルが高いのか、多分その両方なのだろう。福島さんはもう一息で金賞という成績だったので惜しまれる銀賞だった。何はともあれ応援した人の入賞は嬉しい。
コンペ会場の隣の部屋で同時に開催された協賛会社の商品試飲会ではモデルの夏実かほさんを囲んだ于くん、都築くんが大活躍だった。
どう見てもレストランの入り口には見えないが正面の小さなガラス戸が入り口だ。
ここは北朝鮮料理の店だそうで、セオク社長が頼んでくれたのは石鍋に入った牛肉の煮込み。料理の名前は忘れたが柔らかくさっぱりとした味。食べ終わる頃にご飯とチゲが出てきたがお腹には余裕がなかった。
今日の予定を終わらせて徒歩でテハンノ西側にある焼肉店「火山高」に向かう。ここはサンドルの人たちがよく利用するというソウルの居酒屋で店内のストーブには火が入っていた。今朝より確かに寒くなっているのが歩いていてもわかる。
柔らかくさっぱりした牛カルビは気をつけないと食べ過ぎてしまう。食後もう少しマッコリやトントンジュを呑もうと「火山高」から「東学」に席を移す。店内は韓国の田舎屋風、温々している床に座って今年6月に入社したという二人の新人Yoon Song-Yeonさん、Song Mi-Eonさんを相手に茶碗に注がれる韓国の濁り酒を楽しんだ。
A'REXは今年3月に開通したばかりで金浦空港駅まで30分、料金は3,100WON(約440円)。時間帯のせいなのかウイークデイだからなのか利用者が少ない。
空港貨物ターミナル駅を出て10数分走った頃だろうか、A'REXの車窓から見えた不思議な海岸。
夜は一人で弘益大国際デザイン大学院の近くの路地裏でプデチゲで夕食。4,000WON(約570円)。左上の四角く白いボトルはマッコリではなくてただの冷やした水。
白鳥濠の前では黒い石垣を背景にススキが白い穂を光らせている。