
首相に就任したチャーチルがバッキンガム宮殿で国王ジョージ六世から組閣の大命を受けるシーンが興味深い。

ナチス軍とは最後まで戦うと公言するチャーチルも、一人になると徹底抗戦か和平交渉かで葛藤する。

チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの27日間を描いた作品だが、議会で演説するラスト5分間のシーンは見事。

ウィンストン・チャーチルを演じるのはゲイリー・オールドマン。彼の要請で特殊メーキャップ・アーティストとして参加した辻一弘が、スクリーンの上にチャーチルの外見を再現している。
ゲイリー・オールドマンはこの作品で2017年のアカデミー賞主演男優賞を、辻一弘は同じくメイクアップ&ヘアスタイリング賞を授賞している。

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