2022-10-01

安房神社

館山の安房神社へ。
安房神社は、伝承によれば神話時代に阿波地方(現在の徳島県)から渡ってきた忌部氏(いんべうじ、斎部氏)によって創建されたという。「安房」の国名・社名はこの阿波忌部の移住・開拓から起こったと伝わる。写真は一の鳥居と参道。
二の鳥居。
二の鳥居の手前右にある御手洗池。
上の宮(拝殿)。
上の宮は主祭神を祀る本殿、礼拝のための拝殿、お供え物を調理する新饌所(シンセンジョ)からなっている。主祭神は日本の全ての産業創始の神といわれる天太玉命(アメノフトダマノミコト)。
上の宮の拝殿から太鼓や笛の音がして祝詞が流れてきた。
上の宮の左奥に建つ御仮屋。
御仮屋とは例祭の時に安房神社周辺の九社(白浜・滝口・神余・佐野・中里・犬石・布良・相浜・洲宮)が御輿を奉安しておく所。
下の宮。祭神は房総開拓の神、天富神(アメノトミノミコト)と安房の国造り大伴氏系の天忍日命(アメノオシヒノミコト)。
下の宮から二の鳥居に向かおうとしたら、神官たちが玉砂利をザクザクいわせながら社務所に戻ってゆく。先ほど上の宮で祝詞をあげていた神官たちだ。

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