2022-06-10

ドンバス

ウクライナのセルゲイ・ロズニツァ監督が手がけた劇映画(フィクション)。2014年からウクライナ東部ドンバス地方で起こっている分離派(親ロシア派)とウクライナ軍の軍事衝突を背景に、ノボロシア(ロシアと国境を接するウクライナ東部)の政治や社会を、風刺を交えながら描いた作品。
今年(2022年)2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まる4年前(2018年)に発表された作品だが、現在の状況を見せられているのではないかと錯覚してしまう。
この監督、見ている者をイライラさせるのが上手い。最後は強烈なブラックユーモアで終わる。

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