2022-06-17

峠 最後のサムライ

越後長岡藩の家老・河井継之助(役所広司)は、諸国への遊学でグローバルな視野を培い、領民のための斬新な藩政改革を次々と実行していた。
原作は司馬遼太郎の「峠」だが、見終わっての印象が薄かったのは期待していたものが描き切れていなかったからだろう。
戊辰戦争が起こり、日本が旧幕府軍と明治新政府軍に二分する中、継之助は戦争を回避しようと、近代兵器を備えてスイスのような武装中立を目指した。だが、平和への願いもむなしく、長岡藩もまた戦火に呑み込まれていく――。

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