四ヶ月ぶりに開かれた「明朝体の教室」は十五回目。今日は「カタカナ編」の「ナ」から「ン」まで。会場は阿佐ヶ谷美術専門学校。モニター上の案内状のイラストは森英二郎さんのボブ・ディラン。
開講間際の慌ただしい空気もリモートでは味わえないひととき、これぞ陳情感。
セミナーは、聴き手の日下さんの『<ヰ>は<井>から来ていると言う説と<韋>からきているという説があるように、他のカタカナにも元になっているとされる漢字が複数あるものがあるので、ぜひ各自で調べてみると好い』という一言でスタート。
講師の鳥海さん曰く『カタカナにはデザインの規範がない分、自由度は高いが、その分難しい一面がある』。
「明朝体の教室(14) 」の講演録が冊子になった。裏表紙のポートレートはタイポグラフィーセミナーに登壇してくださった、今年の7月12日に他界された高内一さん。
今日は「ヨ」で時間切れ、次回の「明朝体の教室 第16回」は12月3日の開催予定で「ラ行」から。
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