午前2時30分、天津駅到着。ホームに下り立つと盤錦よりも空気がゆるんでいるのが分かる。ここで下りる人はそれほど多くなくホームを三々五々階段に向かう。
盤錦から乗ってきた列車の横に取り付けられた運行区間を示す表示板には『大連(特快)上海』とあった。
各ホームを結ぶ通路は薄暗く、改札口に向かう旅行鞄のキャスターがガラガラと賑やかに響いていた。
天津駅から10数分の馬超さんの家で一休みさせてもらう。
馬超さんのお母さんが用意してくれた朝食をいただいて、朝8時、馬超さんの友人の車で北京国際空港に直行。10時30分に空港に着く。北京からずっと一緒だった馬超さんとはここでお別れ。
チェックインして帰国便が違う于くんとも別れる。写真は搭乗するKE852便。
ソウルインチョン空港で約4時間の乗り継ぎ待ち。その間がらんとした搭乗口前のベンチで3時間ほど仮眠する。
目が覚めると少し元気になったようだ。土産物を買って成田行きのKE705便で帰国。最後の二日間はなかなか体験することができない14日間の旅だった。