新聞の映画評を読んで今日が初日の「長江哀歌」を見てきた。初回上映9時10分と早いのに30分前に着いた日比谷シャンテシネ前にはチケットを買う人の短い列があった。
さして大きな映画館ではないが、映画が始まる頃には満席になった。地味な映画なのに、新聞の映画評のおかげなのか、2006年ベネチア国際映画祭金獅子賞グランプリ受賞作品だからなのか、それとも来年に北京オリンピックを控えての中国ブームのせいなのか。
約2時間の長江哀歌を見終わって外に出るとチケットを買う人の列が朝よりも長くなっていた。
映像は荒れ気味で内容にもこれと言ったドラマがあるわけではないが、中国に興味を持つ人にはお勧めの映画だろう。