2006-07-08

戸定邸

 松戸市の住人なのに一度も見学したことがない戸定邸(とじょうてい)。蒸し暑い午後、自転車で行ってみた。松戸駅から徒歩10分ほどの高台の上にある。
 ここは徳川慶喜の弟、昭武が明治17年(1884年)に建てた水戸徳川家の別邸だ。季節柄、邸は濃い緑で囲まれている。庭にはかなりの大木も見かける。
 江戸時代の大名の下屋敷の特徴がよく残る大規模な和風住宅は一部屋一部屋は大きくない。廊下が回り障子やガラス戸が立ち自分が生まれ育った昭和初期の家を大きくしたような印象で懐かしい。
 邸の全景を撮影したかったのだが庭は立ち入り禁止になっていて下りることができない。松戸市のホームページから拝借した写真を紹介する。
 戸定邸は今年、国の重要文化財に指定された。

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