1973年に起きた石油王の孫誘拐事件を土台にしたサスペンス作品。お膳立て、展開、終わらせ方、いずれもお見事。監督はリドリー・スコット。
物語が進むほどにたくましくなる、誘拐されたジョン・ポール・ゲティ三世(チャーリー・プラマー)。
誘拐犯と身代金を出さないと明言した義理の父の両方を相手に、息子ポールの救出に奔走する母アビゲイル・ハリス(ミッシェル・ウイリアムス)。
ポール救出に手を貸す元CIAの人質公証人フレッチャー・チェイス(マーク・ウオルバーグ)。
見事な守銭奴哲学を貫く石油王ジャン・ポール・ゲティ(クリストファー・プラマー)だが、最後はボケて一人で息を引き取る。
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