2019-05-31

コレット

“ベル・エポック”真っ只中の1890年代のパリ。人気作家ウィリー(ドミニク・ウェスト)と結婚したコレット(キーラ・ナイトレイ)は夫のゴース・トライターとして「クロディーヌ」シリーズを執筆する。「クロディーヌ」は直ぐにが社会現象を巻き起こすほどの一大ブームを引き起こす。



ウィリーに対する思いの強さを描いたこのシーンが印象的。



二人の派手な暮らしの裏ではウィリーの浪費癖と浮気で増えるのは借金ばかり。「クロディーヌ」シリーズの全版権を出版社に売ってしまったウィリーに怒り心頭のコレットは彼を捨てて我が道を歩み始める。

シドニー=ガブリエル・コレットは女性で始めて国葬された作家で、ココ・シャネル、ジャン・コクトー、ジャン=ポール・サルトル、アンドレ・ジッド、シモーヌ・ド・ボーヴォワールなど多くの著名人と親交があったという。

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