2022-11-04

ソウル・オブ・ワイン

フランスのブルゴーニュ地方でロマネ=コンティなど最高峰のワイン造りの姿をとらえたドキュメンタリー。登場者は口を揃えてフルーティーだとか芯があるとか強いとか、そんなことばかりを並べ立てるばかりで、年代もののビンテージ・ワインの秘密を解き明かすことはなかった。
ブドウの根や土壌、オーガニック栽培について多くが語られる。
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ=コンティの生産者、オベール・ド・ヴィレーヌ(Aubert De Villaine)はロマネ=コンティについて熱く語るが、なぜロマネ・コンティが凄いのかは何も語らない。
世界最優秀ソムリエを受賞しているオリヴィエ・プシエ(Olivier Poussier)はワインとの付き合い方について熱弁するが、何を基準に選べば良いのか何も語らない。
オーナー・ソムリエの石塚秀哉とオーナー・シェフの手島竜司が登場し、1945年のピノ・ノワールに挑戦する。それがどんなワインなのか具体的には何も伝えてくれなかった。この最後のカットは日本向けなのか、なくてもよかった。

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