2006-04-12

街の新旧

 2003年10月、天安門の中国歴史博物館で開かれていた中国古典美術展を管理していた師鋒(Shifeng)くんが会いに来てくれた。2年半ぶりの再会だ。彼の提案で恭王府、鼓楼、鐘楼を回ることにする。
 崇文門交差点からトロリーバス111番で地案門先まで行く。バスを降りるとヒラヒラした赤い陣羽織風のユニホームを着た輪タクが値引きするから利用してくれと言う。彼が提示した180元を80元にするというのを、更に60元にしてもらい師鋒くんと二人席に着く。風が強くなり少し肌寒かった。
 鼓楼の上から見下ろす市街は胡同の屋根の向こうに高いビルが並び、街の新旧の姿をくっきりと示していた。

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