2018-05-27

銀座999

銀座から新宿に移動する前に999のブン・ボー・フエと生春巻き、ビールで早ランチ。

図即地、地即図。

松屋銀座七階デザインギャラリー1953で開催されている「図即地、地即図。方眼子句集の活字組版を視る読む。」は6月11日まで。
会場で昨日の横浜開港資料館での講演「活字と活字見本帳が語るもの」の講師・内田明さんと遭遇、写真に収まって頂いた。



デザイナー・山口信博が自身の句集を活版印刷によって制作した「かなかなの七七四十九日かな」の組版と刷り出しの展示。
版は折り丁(四面付け)毎に、そして表裏を背中合わせに、さらに刷り出しと対比してみられるように展示されている。



文字好き、活字好きは見るべし。



裏面にもすってあるが、表裏での反ずれは認められない。

2018-05-26

金属活字と明治の横浜/活版印刷と横浜(1)

4月27日から横浜開港資料館で同館企画展「金属活字と明治の横浜ー小宮山博史コレクションを中心にー」が開催されている(7月16日まで)。



資料館入り口に掛かるプレート。



写真は展示会場入り口のサイン。


展示関連講座「活版印刷と横浜」の第一回目は内田明さんの「活字と活字見本帳が語るもの」。
写真は内田さんがご自身で活字を組んだ講話のタイトル(写真を逆版にしている)。



講演は前半で漢字活字の概要からその歴史を俯瞰し、後半では「金属活字と明治の横浜」展に展示されている活字の見本帳から見えてくる、漢字古活字の面白さを紹介する二部構成。

横浜港

大桟橋からの「みなとみらい」。

2018-05-25

ゲティ家の身代金

1973年に起きた石油王の孫誘拐事件を土台にしたサスペンス作品。お膳立て、展開、終わらせ方、いずれもお見事。監督はリドリー・スコット。
物語が進むほどにたくましくなる、誘拐されたジョン・ポール・ゲティ三世(チャーリー・プラマー)。



誘拐犯と身代金を出さないと明言した義理の父の両方を相手に、息子ポールの救出に奔走する母アビゲイル・ハリス(ミッシェル・ウイリアムス)。



ポール救出に手を貸す元CIAの人質公証人フレッチャー・チェイス(マーク・ウオルバーグ)。



見事な守銭奴哲学を貫く石油王ジャン・ポール・ゲティ(クリストファー・プラマー)だが、最後はボケて一人で息を引き取る。

銀座999

ベトナムのおかず盛り合わせランチ「コム・ビン・サン」と生春巻き、ビールで映画の前の早めのランチ。

2018-05-20

DIC川村記念美術館

もう一度「ブリジット・ライリーの絵画」を見たくて、5月半ばを過ぎたとは思えない冷たく強い風の中を川村美術館へ。
美術館・庭園へのアプローチ入り口。左手は佐藤忠良さんのブロンズ「緑(1989年)」。



スロープの先に見えるのは第一ギャラリーと第二ギャラリー。



第一ギャラリーと第二ギャラリーの間を抜けて池の贅沢な空間に出会う。

2018-05-18

ホース・ソルジャー

2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ。その直後に実施された最高機密作戦の映画化作品。原題は"12 Strong"。
ミッチ・ネルソン大尉(クリス・ヘムズワース)はその翌日、対テロ戦争の最前線部隊に志願して特殊作戦を指揮する。



わずか12人でアフガニスタンへ乗り込んだ一行は、反タリバンの地元勢力を率いるドスタム将軍と手を組み、馬でテロ集団の拠点マザーリシャリーフ制圧に向かう。



この作品で描かれるタリバンの基地空爆は、その後に続く中東空爆のきっかけになったのだろうか?

銀座999

2月以来のベトナム・レストラン"999"のバインミー・セットでランチ。今日はビールなし。

2018-05-14

2018-05-12

Charity Concert TSUNAGU

交美会仲間の大根田さんの誘いで「少年少女達のいじめ、自殺を防ごう」という趣旨の「Charity Concert TSUNAGU」へ。会場は文京シビックセンター2F小ホール。
出演は小川紗綾佳 (p, vo) 高谷秀司 (g, vo)、佐藤洋祐 (as, fl, vo)、佐倉キッズジャズバンド。写真は今日のプログラム。

2018-05-09

明日香

Helenaの宿泊先「三井ガーデンホテル京橋」で彼女の友人Paulaと合流して、北千住の明日香にお連れする。
二人ともこの手の料理屋は初めてだったようで想像以上に喜んでくれた。

成田エクスプレス

Helenaを成田空港に出迎えて都心に移動。成田エクスプレスは初体験。

2018-05-06

ふたご亭

ふたご亭の「やさい炒め」で昼食。
炒めた野菜が未だバリバリ言うほど新鮮。蕗の甘辛煮でよく冷えたビールを飲みたい。

飯野観音(馬頭観音)

出勤日だった石本くんを訪ねた帰りに、すっかり濃くなった緑に埋もれそうな飯野観音(馬頭観音)でシンとする。

2018-05-05

幸せのちから

ANA 成田行き NH948便での二本目の作品は「幸せのちから(原題:The Pursuit of Happyness)」。
医療器械のセールスをしているクリス・ガードナー(ウィル・スミス)は仕事が上手くいかず、息子と共に妻に去られてしまう。



クリスは手元に取り戻した息子(ジェイデン・スミス/ウィル・スミスの実の息子)とホームレス生活を続けながら、ビジネスマンとしての成功を目指す。
クリス・ガードナーはアメリカの実在の実業家でGardner Rich & Coの創設者。慈善家でもある。

アイ・アム・サム

ANA 成田行き NH948便に搭乗して直ぐに映画鑑賞。
幼い娘ルーシー(ダコタ・ファニング)を彼女の幸せのためにと、自閉症の父サム(ジョージ・ペン)から引き離そうとするソーシャル・ワーカーと娘を手放したくないサムとの綱引き映画「アイ・アム・サム(原題:I am Sam)」。



裁判を通じてルーシーの父親に対する理解と愛情の強さと、サムの娘に対する想いの強さが描かれる。
成り行きでサムを弁護することになるエリート弁護士リタ(ミシェル・ハイファー)もサムに教えられるところが多いことに気づく。
泣けない父娘作品だった。

成都双流国際空港

成都国際空港の成都小吃で朝食。
高菜を入れたような老罎酸菜米線と青島ビールを注文。



搭乗機。

2018-05-04

西餐庁

腹は減っていないが咳の薬を飲むの前にと、遅いランチに出る。ホテルの三階にある西餐庁を覗いたら中の電気は消えているがドアは開いている。レジカウンターに訊くとランチオッケーとのこと。その場で料理を決めて誰も座っていないテーブルの間を抜け明るい窓際へ。



料理が出てくるまでと思いビールを頼んだら青島ビールの小瓶だった。



鶏は少しも辛くないチリオイルより、生姜オイルに浸けた方が口に合う。米飯もスープも鶏の出汁がシッカリ利いて好かったのだが米飯は量が多すぎる。

美味坊風味小吃

昨夜飲んだ薬が効いたのか明け方まで咳き込むことは無かった。
開心包子王の隣にある美味坊風味小吃で朝食。ここの小母さんも朝から声がデカくて元気。



壁の価格表(メニュー)と睨めっこをしていると、件の小母さんが近寄ってきてデカイ声で話しかけてくるが、勝手に喋らせておく。
鶏雑米線は淡泊な味だが完食した。スープがシッカリしているのだろう。



量が足らないと思って頼んだ清湯餃子のスープはスープという言うより辣油で、この香りが堪らん。餃子が12、3個入っていたがこちらも完食。


2018-05-03

咳の薬

成都に入った翌日から出始めた咳が酷くなる一方。薬局で勧められた薬、二種。旅行先で薬を買ったのはこれが初めて。

雲南過橋米線

青年路の雲南過橋米線で晩食。
筆談で丁寧な対応に感謝の相手は李春艶さん。



今日は厨房に人が居ないのでこれができない、あれができない。
決まったのは南瓜粥(左)、凉羔(奥)、紅油鶏塊(右)、ビールの器は茶碗だった。
料理は可も無し不可も無し。凉羔は柔らかくした葛餅のようなものに黒蜜をかけたデザート。

成都博物館

数日前の連休中は長蛇の列だった成都博物館前。



特別展示室で「文明の谺 アフガニスタンから来た宝物展」が開催中だった。

◆ 魚形フラスコ
一世紀
ベグラム十号坊間出土



以下の二点は成都歴史文化陳列館より。

◆ 陶道化役者
東漢 (25 - 220)
金堂李家梁子漢墓出土


◆ 彩秞陶将軍俑
明 (1368 - 1644)
成都潘家溝出土

永陵博物館

永陵は前蜀 (907 - 927) の皇帝・王建 (847 - 918) の陵墓。行ってみると街の中心にあるのに静で、かしましいくらい野鳥が鳴いている。





陵墓の入口を入ると空気がヒンヤリ。一番奥に石棺が置かれている。明十三稜の地下宮殿ほどの規模は無いが中にいると厳粛な気持ちになる。