2012-11-30

写真美術館

東京都写真美術館で開催されている三つの展覧会を一気鑑賞。


「いつか見たふうけい」は北井一夫の作品展(2013年1月27日まで)。
全共闘や三里塚など遙か遠い言葉になってしまった映像に出会える。
写真は「東通村の少女」青森県下北、1970/1990(美術館ホームページより拝借)。


「操上和美―時のポートレート」(12月2日まで)。
「ノスタルジックな存在になりかけた時間」という副題がついている。『1970年代から撮り続けているシリーズ。モノクロの作品は全て、オモチャカメラで撮影したため、光と影のコントラストが強く、対象物のテクスチャーが際立っている(展示会パンフレットより)。』
写真は「海を見る」1976、ハワイ(美術館ホームページより拝借)。


「第13回 2012年 上野彦馬賞」は「九州産業大学フォトコンテスト」の受賞作品展(東京展は12月2日まで)。
一般部門の入賞作品はシリア内戦、インドのウランの村、東日本大震災からの重いレポートだ。
写真は高校生・中学生部門で「上野彦馬賞」になった「Teens」、杉田友里(岐阜県)の作品(パンフレットより拝借)。

視線

評判通り美味かったカレーライス(と半たぬき蕎麦)の後、出会ったのは銀座四丁目のビルの上からのこの強い視線。

そば屋のカレーライス

以前から是非試してみろと「よもだそば」のカレーライスを勧められていた。そば屋に入ってカレーライスだけって言うのは面白くないので「カレー半たぬき蕎麦」を頼んだ。
スパイスがしっかり効いたカレーは鶏もも肉が入りで、この一品だけでも店をやっていけるのではないかと思わせる本格派だった。このセットで600円、味にも値段にも文句を言う人はいないはずだ。

2012-11-29

豚しゃぶ

10日ほど前から上海豊菜の店内の壁に張り出されている「豚しゃぶ」、何時もタイミングが悪く売り切れで5回目の挑戦でやっとお目にかかることができた。
つけ汁はポン酢醤油だし一体何処が上海風なのか葛さんに聞いた。ご本人が好きなのでメニューに加えてみたら評判がいいので続けていると言う。うーん、返す言葉がなかった。
薬味に特徴があったがそれも和風。確かに豚肉は美味しかった。最後に雑炊を作ってくれたが出汁が多すぎ、白飯の量に合わせて出汁の量を加減しないとネ、葛さん。
美味しい豚しゃぶだったけど、なにも中華レストランで食べることもないかナ。

2012-11-25

第40回 全国カクテルコンペ 銀座支部予選

午後1時からコートヤード・マリオット銀座東武ホテルで開催された「第40回 全国バーテンダー技能技能競技大会 銀座支部予選」。
AVANTIの岡崎さんとBlossomの白川さんが参加。二人ともが関東大会に駒を進めることができて『好かった好かった』。

岡崎さんのパフォーマンス。


作品はラムベースの「ソレイアード」


白川さんのパフォーマンス。


作品はジンベースの「Volubilis(ボルビリス)」


エキジビションで今年10月27日北京で開催された「I.B.A. World Cocktail Championship」アフター・ディナー・カクテル部門でグランプリを獲得した耳塚さんがパフォーマンスを披露。グランプリ作品(名称不明)限定50杯は運の好い来場者によってあっと言う間になくなってしまった。なるほどこれがグランプリの味なのかと素直に納得した。

2012-11-24

ONKYO PC

ONKYO製のノートPCを預かった。ONKYOがパソコンを出していることを今まで知らなかった。
ONKYOと言えば初めて買ったオーディオ機器のブランドだ。このロゴを見ると未だにオーディオラックに収まったプリメインアンプのシャンペンゴールドのフロントパネルが思い浮かぶ。好いアンプだった。
だからONKYOのロゴがついたパソコンに違和感を感じてしまうのだが、ロゴさえ見なければ好くできたノートPCだ。

2012-11-23

シャルダン展

建物の内部を見たいと思っていた三菱一号館
美術館として再生したその「三菱一号館美術館」で開催中の「シャルダン展―静寂の巨匠」も気になっていた(2013年1月6日まで)。
今日やっと気になっていたその二つを果たしてきた。
建物の内部は往時のままに復元したと言うが、古さまで再現されているわけではないので時代はずいぶん新しくなるが東京都庭園美術館館内の方が古さを感じる。
シャルダン展に展示されている作品は小品が多かったが密度の濃い静物画ばかりで見応えがある。ヨーロッパ絵画の中にも日本の屏風にあるような二点で一対の作品とした「対作品」というのを初めて知った。

《木いちごの籠》1760年頃 油彩 38×46cm(同美術館ホームページより)

2012-11-16

赤坂の天の川

今年も始まった赤坂サカスのイルミネーション。


京華茶楼で高橋さん、野崎さんの三人で腹が割けそうになるまで食べた後、Blossomへ。
Ardbegが宇宙ステーションに樽を乗せて行なっている熟成テストを記念して出したというArdbeg GALILEO、瓶に残っていたのを全部頂いてしまった。といっても一杯分しか残っていなかったのだが。
レギュラーのArdbegよりも甘かった。

Ref. 5205G

今朝の新聞広告で気になったのがこの時計の広告写真(部分)。
同心円状に同間隔で空けられた窓に「曜日・日付・月」が表示されている。アナログでどうやってこれらを変えているんだろう。
時計はPATEK PHILIPPE Ref. 5205G。

2012-11-15

ET 2012

昨日から明日までパシフィコ横浜でET2012 (Embedded Technology 2012)が開催されている。展示会場に入ると、年々出展社が減ってきているのが見て取れる。
下の写真は展示会場前の高層住宅群とオフィスビル。


閉館後の会場にて。


パシフィコ横浜で利用したトイレの片隅に置いてあった太巻きトイレットペーパー。このサイズを初めて見た。

2012-11-14

銀盛堂の鞄

使いやすいので重宝していた銀盛堂の鞄だが、とうとうファスナーが裂けてしまいお蔵入りしていた。
その後、ファスナーをを適価で交換してくれる店を見つけて復活。この鞄の金具は特に気に入っている。

2012-11-11

大根の季節

大根が美味しい季節になった。
人参、どうじょういんげん、鶏肉と一緒に、鷹の爪をパラリ加えて、煮ただけ。

2012-11-09

モスコミュール

お決まりのコースになりつつある一新 → Blossom → AVANTI。
AVANTIのカウンターには珍しい先客、今、出てきたばかりのBlossomの長沼さんが休日だというのに先輩の技を盗みに来ていた。彼女が銅のカップで呑んでいるのは何? モスコミュールだという。モスコミュールは口に合わないというと、野口さんが、ジャンジャーエールの代わりに自家製の生姜ジュースを使っているというので同じモノをお願いした。なるほど、ジンジャーエールを使ったものとは全くの別の飲み物で口の中で生姜の香りが弾けて美味しかった。


岡崎さんが新入りのグラスで作ってくれたハバティーニで今日の〆。口が広めで底が真四角なグラスでじっくりと楽しませて頂いた。

何時か新井さんにも何か作ってもらいたいな。

シークワーサー

夕方も暗くなるのが早い。六本木から東京ミッドタウンを抜け氷川神社の横を通って赤坂へでる。
一新で軽く腹拵えをしてからBlosomへ。カウンターのバスケットに山盛りになった小さな緑の実は沖縄から届いたシークワーサーだというので、それを使ったお勧めを作ってもらった。

ライムの代わりにシークワーサーを使った知念さんのジントニック(写真左)はシークワーサー特有の滑らかな柑橘香と穏やかな甘さが秀逸。Blossomでジントニックを頼んだ記憶がないが、この爽やさはシークワーサーのせいだろう。

二杯目も柑橘系で、これもBlossomでは初体験のコアントローベースのカクテルをリクエストする(写真右)。佐々木さんがカシャーサをコアントローに、ライムをシークワーサーに換えてカイピリーニャ・コアントロー・バージョンを作ってくれた。少し甘いがシークワーサーがコアントローの厭味な香りと味を消してくれた。クラッシュアイスに埋まっているのは薄く剥いたシークワーサーの皮。

池田忠利展

六本木画廊を出て六本木交差点を渡り、芋新井坂を下りて11月15日まで「SCRAP WONDERLAND 池田忠利展」が開催されているストライプハウスギャラリーに移動。


砂浜に流れ着いた漂着物を素材に新たな形を与えられた作品に混じって、新しい素材による作品が掛かっていた。

◆ ワイワイ、ヤーヤー
工事現場に廃棄されていた鉄筋を纏める太い針金から生まれた生き物たち。


◆ てぇへんだ、てぇへんだ…
デジタル処理された画像を元に彩色、コラージュなどが施された作品。

白土の焼結へ

六本木画廊で「『白土の焼結へ』勝野眞言の世界」が開催されている(11月18日まで)。


会場にいた作家の勝野さんに作品について伺った。
熊本県の天草地方で採れる磁器の原料「天草陶石」で作られた塑像を1,300度で焼き上げてあのだが、空洞の塑像はどれも窯の中で傾いたり歪んだり、時にはグシャリと潰れてしまうこともあるという。
なるほど、作家が意図しない歪みが作品に揺らぎや不安の表情を与えているように見える。

傾・I(144 x 46 x 28cm)


傾・II(65 x 40 x 30cm)


胚・I(33 x 36 x 32cm)

2012-11-08

中国茶器

上海豊菜に寄ったら葛さんがこの急須で烏龍茶を入れてくれた。日本の一番小さな急須よりも二回りくらい小さいが、この大きさに好い中国茶葉を美味しく淹れる秘密があるようだ。
左側の急須で茶葉を煎じて右側の急須に移し茶碗に注ぐのだが、この形が面白い。

2012-11-07

今朝の霧

ブラインドを上げたら外は深い霧。冷たい雨が止んだ後に暖かい気温が流れ込んでいるようだ。

2012-11-03

乾杯

これは養殖もの、ワシントン条約に基づく国際取引しか認められていという天然ものは高過ぎて手が出ない。
箱の大きさの割りに中身の瓶は三回りも小さい。キャップをとると瓶が肉厚で正味はわずか18g。箱の大きさは店舗での陳列棚向けなのか?


何年ぶりかで見つけた「パピヨン」と弁当で乾杯。せっかく調達したのに養殖ものの瓶が小さすぎて何処にあるか分からない。
トマトとバジルとモッツァレラチーズのカプレーゼが出色だった。

2012-11-02

豚人

千代田線北千住駅1番出口の横にある焼き肉屋「とんとん」の前に立つ豚人。まだ「とんとん」に入ったことはない。


全身を見ると体つきが妙にリアルだ。右手はお盆を載せていたような気がするが、強風で飛んでしまったのかもしれない。