2024-09-28

小宮山さん

小宮山さんを訪ねて横浜のご自宅へ。
話題は最近受けたインタヴューのことや印刷博物館で開催されている「写真植字の百年」のことなどなど、いつもと同じ取り留めのないよもやま話。
酒が飲めなくなったと言いながら主役は京都伏見の藤岡酒造「蒼空・特別純米・短稈渡船(渡船二号)・生原酒」。なんと贅沢な酒であることよ。

2024-09-27

写真植字の百年

降り出した雨の中、JR飯田橋駅から15分ほど歩いて印刷博物館へ。
9月21日から「写真植字の百年」が開かれている(2025年1月13日まで)。
◆邦文写真植字機の発明模型
 1924年頃/制作:森沢信夫/蔵:株式会社 モリサワ
 この企画展で初めて見ることができた発明模型。
◆初期の実用機
 1935年頃/制作:写真植字機研究所/蔵:株式会社写研
◆SK-3RY
 1960年/制作:株式会社写真植字機研究所/蔵:印刷博物館
 現役の頃一番世話になったのがこの写植機。
◆MC6
 1967年/制作:株式会社モリサワ写真植字樹製作所/
 蔵:印刷博物館
 関東在住のデザイナーには馴染みのないモリサワの写植機。
◆PAVO-KY
 1987年/制作:株式会社写研/蔵:印刷博物館
 DTPに移行する直前まで活躍した社研の万能写植機。
◆ROBO 15XY III
 1987年/制作:株式会社モリサワ/蔵:印刷博物館
◆LEON MAX ZOOM1
 1989年/制作:リョウビ株式会社/蔵:印刷博物館
 文字サイズを変更するレンズにズームレンズを採用し7Qから100Qまで1Q刻みで印字を可能にした写植機。
文字盤や文字盤の原図、写植機のカタログなども展示されているが書体見本帳の展示がなかったのは寂しい。

2024-09-26

舟甚

えすぱすミラボオを後にして山本ミノさんと「舟甚で呑む会」へ。
同行の士はチンさん、グッチさん、ミノさん。
◆刺身盛り合わせ
◆白魚唐揚げ
◆厚焼き卵
◆舞茸の天ぷら。
ニラもやし炒め、ヤマ芋梅シソの写真はなし。
以下、本日の日本酒ラインアップ。
◆山形県酒田の酒田酒造「上喜元・こぶし・超辛口特別純米」
◆山形県酒田の楯の川酒造「楯野川・純米大吟醸・本流辛口」
◆和歌山県海南の名手酒造「黒牛・辛口純米」
◆福井県吉田の黒龍酒造「黒龍・純吟・純米吟醸」
◆山形県鶴岡の亀の井酒造「くどき上手・純米大吟醸」

ヤマゲン・イワオ展

山本ミノさんに誘われて銀座木挽町のえすぱすミラボオで開かれている「ヤマゲン・イワオ展『型象』」へ(9月17日まで)。
『私の作品は、従来の版画から新しい表現の可能性を試みています。二枚の版木を組んだ立体(実像)とその版木で刷った平面のイメージ(虚像)を合わせた表現をしています』は作家ご本人のコメント(えすぱすミラボオ公式サイトより)。

◆How are you?

2024-09-20

ラー・エ・ミクニ

正浩くんが主張してきたので夜の東京国立近代美術館二階の「ラー・エ・ミクニ」へ、

◆クジェールとサーモンのタルタル
◆カツオのカルパッチョ、人参ドレッシング
ビールが空になったので赤ワインに変更。
選んだ赤はこれ。
◆ゴボウと鹿ラグーのフィットチーネ
◆カンパチのパートヴリック焼き、青海苔ソース
◆士幌牛ランプのロースト、赤ワインソース
◆ショコラテリーヌと蜂蜜エスプーマ、コーヒー、小菓子
フロアディレクターにラー・エ・ミクニと上川大雪の関係を伺っていたら「特別純米」と「特別純米 辛口」の呑み比べをさせて下さった。辛口は赤ラベル。

竹橋交差点

竹橋交差点。
東京国立近代美術館。
東京国立近代美術館の二階テラスからの竹橋。

2024-09-18

DIC川村記念美術館

8月27日に『2025年1月下旬より休館する』と発表したDIC川村記念美術館。やみくもに閉めてしまうというわけではないようだがこの地での存続は難しそうだ。

川村記念美術館の親会社DIC株式会社は同社公式サイトで2024年8月27日に「価値共創委員会による「美術館運営」に関する助言……」を公表している。また、佐倉市の公式サイトには川村記念美術館存続の署名サイトが開設されている(もちろん署名した)。

幹線道路を外れてから同美術館駐車場までの間にこんな看板が何枚も立っていた。
美術館バスロータリー。中央が案内所兼入館券売り場。
入館券売り場の右手横に立つ彫刻「緑/佐藤忠良」に並ぶ美術館への小さなアプローチ入り口。
濃い緑に囲まれた美術館への小路。
濃い緑の木立から池と芝のひらけた空間に押し出される。
DIC川村記念美術館。
美術館入り口前の朱色の作品は「朱甲面/清水久兵衛」。
開催中の企画展「西川勝人 静寂の響き」は2025年1月26日まで。茶席入り口前に行列ができていたので今日は休憩無しになってしまった。

2024-09-15

大吟醸 阿櫻

嬉しいことが続いた。
野崎さんから秋田県横手市阿櫻酒造の「大吟醸 阿櫻」を頂いた。

2024-09-13

安房神社の御神酒

カフェえどもんずのアオヤマさんら頂いた安房神社の御神酒は鴨川の亀田酒造「安房乃杜」。

カフェえどもんず

ランチ後のコーヒーは金谷の「カフェえどもんず」で。
冷房はないが海からの風が合掌造りの広い部屋を抜けていく。
廊下の突き当たりにある特別席で脚を伸ばす。
本日のビターコーヒーはエルサルバドルの豆。
調達したコーヒー豆は “Ethipia Q-1” と “Coombia Cristbal Coron”。
店主のアオヤマさんが『たまには冷たいコーヒーを……』といって出してくれたのはガテマラ、優しい甘さがいい。