2018-01-27

タイポグラフィの世界6−3

連続セミナー・シリーズ6の三回目は内田明さんの「日本語活字を読み込む」。今回も用意された補助椅子まで埋まる満席の盛況。会場は阿佐ヶ谷美術専門学校。


山ほどの資料と共に仙台から駆けつけ、日本活字の寸法と平仮名の字形の変遷を熱く語る内田さん。号数がポイントに擦り寄ってゆく経緯を、その必然性と共に分かりやすく分析されていた。


カフェ・バリ・チャンプル

セミナー前のランチはカフェ・バリ・チャンプルのナシ・チャンプル。今日は BINTANG BEER 付き。病みつきになりそうな組み合わせだ。



オーナー・コックのペタン(Petan)さんの本業はグラフィック・デザイナーだそうだが、どちらが本業だか分からなくなっている。

2018-01-26

嘘を愛する女

5年間も一緒に暮らしていた男の名前もその仕事も嘘だった。
外で倒れ、意識が戻らないまま入院している彼はいったい何者なのか?
実話にヒントを得た作品だそうだが、面白かった。

主人公は行動力が髪を伸ばし服を着たようなキャリア・ウーマン・川原由加利(長澤まさみ)。



川原の恋人・小出桔平(高橋一生)は見るからに優しい研究医だが、生活力が無い。



川原の依頼で小出の過去を調べることになる私立探偵・海原匠(吉田鋼太郎)は、川原の行動力に振り回される。



海原の助手・キム(DAIGO)は無愛想なハッカーまがいのデジタル・オタク。声を聞くまでDAIGOだと分からなかった。

2018-01-25

舟甚

銀座の舟甚で古い友人達とチンさんを囲んで遅い新年会。
改装されて一部屋だけ残されたこの狭い部屋で、文字通り膝をつき合わせての差しつ差されつ。



この日のメンバーはミノさん、フラメンコのお姐さん方、チンさん、ギャラリー・オカベの美女軍団。

2018-01-22

銀座の雪

平野甲賀と晶文社展」の会場「ギンザ・グラフィック・ギャラリー」を出ると昼から降り始めた雪が積もり始めている。

平野甲賀と晶文社展

風戸さん、梅崎さんと別れて同じく今日から「平野甲賀と晶文社展」が開催されているギンザ・グラフィック・ギャラリーへ移動。
階段の踊り場にかかっていたポスター。


一階展示室から選んだ一点「角角あいうえお」。


地下一階は平野さんが装丁を手がけた書籍の展示。



展示されていたと同じ平野甲賀さん装丁の本が、我が家の書架からも五冊ほど見つかった。

◆ 1969(昭和44)年7月30日発行

◆ 1971(昭和46)年2月27日発行

◆ 1972(昭和47)年10月30日発行

◆ 1973(昭和48)年9月30日発行

◆ 1975(昭和50)年2月25日発行

◆ 1975(昭和50)年6月29日発行

梅崎 弘 個展

CASADO(風戸さん)とギャラリーオカベの共同企画「梅崎 弘 個展」が今日から銀座のギャラリーオカベで開催(1月27日まで)。



◆ ビラリーニョⅠ(Vilarinho I)Acrylic on canvas, P60/130.3 x 89.4cm



梅崎さん(左)と風戸さん(作品はピラリーニョⅡ)。梅崎さん、今年も初日が行きになりましたね!

2018-01-19

パディントン 2

ペルーからやって来たクマのパディントンとブラウン一家、そしてパディントンが間違って投獄された監獄で仲良くなる仲間達と繰り広げるドタバタと、時にペーソスをまぶしたハッピー・エンド・ストーリー。全編、色がキレイ。これ以上の説明は不要だろう。

2018-01-14

新進芸術家選抜展 FAUSS

3331 Arts Chiyodaで開催されている「新進芸術家選抜展 FAUSS (Fine Artist University Selection x Selection)」へ。



七人の作家(井原信次、大場孝文、大山智子、佐藤妙子、中村大郁、半澤友美、松崎綾子)の作品がユッタリ展示されている。



お目当ては「南総金谷特区」でもその作品に触れている半澤友美さんの作品だが、その前に面白い作品に出会った。

◆ 裁断されない箱の祭壇(松崎綾子)



半澤さんの作品は別室に展示されている。

◆ Some Rooms(半澤友美)



◆ 無題(半澤友美)

2018-01-12

いりや画廊 INSTRUCTION

いりや画廊で開かれている荒木美由さんが企画する「若手支援プロジェクト Vol. 8 INSTRUCTION」は1月20日まで。



出展作家は萩原葉子さん、丸森初音さん、落合光さん、赤尾進さん、大場かおりさん、野田琢さん。



出展者全員と話したかったが赤尾さんと野田さんとは時間切れで果すこたとができなかった。
他の方達からは新たな視点と刺激をもらうことができた。

ジャコメッティ 最後の肖像

二日で終わると言われて引き受けたのに、終わるまでに、それも一計を案じて終わらせることになるまでの、十八日間のジャコメッティの葛藤とモデルを引き受けた美術評論家・ロードの心の変化を描いた興味深い佳作。



アトリエの様子や制作中の画家とモデルとのやり取りなども興味深い。



全編手撮りの常に揺れている画面がジャコメッティの苛立ちや不安を思わせるが、見ていてくたびれる。
ジャコメッティはジェフリー・ラッシュが演じている。



ジャコメッティの友人で作家、美術評論家でもあるジェイムズ・ロードは端正な面立ちのアーミー・ハマー。
途中でチラリと日本人哲学者の矢内原伊作も出てくる。



何処で見たのだろう、印象深いジャコメッティのこの姿。

2018-01-07

キングスマン/ゴールデン・サークル

前作でバリバリのイギリス紳士が繰り広げるキレの良い格闘シーンに強い印象が残る「キングスマン」の二作目は「キングスマン/ゴールデン・サークル」。
のっけから狭いタクシー内での格闘シーンで始まる展開に、前作を見ているだけにワクワク。



今回の敵は世界的な麻薬組織ゴールデン・サークル。



ゴールデン・サークルのボスは笑顔で怖いことを命じる超がつくほどミスマッチなポピー(ジュリアン・ムーア)。



前作で死んだはずのハリー・ハート(コリン・ファース)がハサウェイ・シャツのキャラクターよろしくアイ・パッチを着けて復活(ただしハサウェイシャツのアイ・パッチは右目)。



エグジー(タロン・エガートン)のアクションはじめ、戦闘シーンは相変わらずキレキレ。



ゴールデン・サークルによって壊滅したキングスマンの生き残り、ハリーとエグジーはテキサスのバーボン・ウイスキー会社ステイツマンと合流する。かくてキングスマンにカウボーイのキャラクターが加わることになる。

これもミスマッチなエルトン・ジョンが出てきてピアノを弾くシーンには意表を突かれた。監督マシュー・ボーンの旺盛なサービス精神に拍手をしたいが、前作よりコミック色が強くなっている。

2018-01-05

2017年に見た映画のリスト

No. 鑑賞年月日  作品
01 2017.01.07 ローグ・ワン:スター・ウォーズ・ストーリー
02 2017.01.09 海賊と呼ばれた男
03 2017.01.14 マイルス・デイヴィス 空白の5年間
04 2017.01.20 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
05 2017.01.27 ザ・コンサルタント
06 2017.02.03 マグニフィセント・セブン
07 2017.02.04 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
08 2014.02.10 ドクター・ストレンジ
09 2017.03.04 アサシン・クリード
10 2017.03.10 素晴らしきかな、人生
11 2017.03.17 ラビング 愛という名前の二人
12 2017.03.26 パッセンジャー
13 2017.04.14 ライオン 25年目のただいま
14 2017.04.15 ムーンライト
15 2017.04.21 牯嶺街少年殺人事件
16 2017.06.03 ゴールド
17 2017.06.09 光をくれた人
18 2017.06.16 パトリオット・デイ
19 2017.06.23 TAP − THE LAST SHOW
20 2017.06.30 ハクソーリッジ
21 2017.07.07 ジョン・ウィック:チャプター2
22 2017.07.14 パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊
23 2017.07.22 ビニー/信じる男
24 2017.07.30 ザ・マミー/呪われた砂漠の王女
25 2017.08.04 ライフ
26 2017.08.18 歓びのトスカーナ
27 2017.08.25 エル
28 2017.08.25 ありがとう、トニ・エルドマン
29 2017.09.01 関ヶ原
30 2017.09.10 ダンケルク
31 2017.09.15 ワンダーウーマン
32 2017.09.22 三度目の殺人
33 2017.09.29 スクランブル
34 2017.10.13 ドリーム
35 2017.10.20 猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)
36 2017.10.27 ブレード・ランナー
37 2017.11.03 ゲット・アウト
38 2017.11.05 バリー・シール
39 2017.11.19 ローガン・ラッキー
40 2017.11.23 ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜
41 2017.12.01 ノクターナル・アニマルズ
42 2017.12.08 ギフテッド
43 2017.12.15 否定と肯定

銀座999

映画館を出ると首筋から寒さが潜り込んでくる。
銀座ファイブのベトナム・レストラン999でのランチはバインミー・セット。
ベトナム・サンドイッチのバインミーと本日のフォー(ハーフ・サイズ)の組み合わせ。
パンは密度が高くずしりとして表面はカリカリ。生ビールにも合う。

スターウォーズ/最後のジェダイ

前作「フォースの覚醒」の続編だが、一作毎に物語が軽くなってきているのはやむを得ないことなのか、ワクワク感も湧かない。
ジェダイの後を継ぐことになるレイ(デイジー・リドリー)。



レイを憎みながらも繋がりを断ち切れないカイロ・レン(アダム・ドライバー)。



最後のジェダイとなってしまったルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)だが、後継者が出てくる。



全貌を現した暗黒の指導者スノーク(アンディ・サーキス)。



相変わらず見せてくれる洞窟での戦闘シーン。



赤い岩塩が巻き上がる戦闘シーンは異様。