2008-12-31

立砂居宅跡

 旧水戸街道が6号線に合流する左手前に"TOKYO BAY SHINKIN"(かつての松戸信用金庫)がある。その駐車場の隅に白い木碑が立っており根本に石祠がくくりつけてある。
 青い"TOKYO BAY SHINKIN"の看板ポール左側に立つ木碑は松戸市教育委員会の手で建てられたもので、『栢日庵立砂の居宅跡』とあり『馬橋の油屋平右衛門こと栢日庵立砂(  ~1799)東葛地方の俳諧人として有名でした。親子ほど歳の差があった一茶から爺と慕われ彼のよき理解者であり、また庇護者でもありました。』とも記している。
 以下はWebから拾ってきた栢日庵立砂についての記述の一部。
 小林一茶は信濃国水内郡柏原(野尻湖の近く)で百姓の子として生まれ、15歳のときに家庭の事情で江戸に奉公に出されることになる。一茶がどこに奉公し、どのようにして俳句とかかわってきたか明確には判っていないようである。資料的に判明するのは一茶が25歳の頃からで、それ以前の10年間は謎とされているようだ。
 この謎の10年間、一茶は馬橋に奉公し、馬橋で俳諧を学んだのではないかと推量する説がある。
 当時の馬橋村に俳人で油商人の大川平右衛門という者がおり、25歳以降の一茶の資料から彼が父とも慕う間柄であったことが判明している。一茶はこの大川平右衛門の下で働き俳句の薫陶を受け、やがてその才能が多くの仲間に認められることになったのではないか、と考えられている(下総歴史人物伝/中津悠子著)。
 本郷を引き払い馬橋に越してきた36年前当時、この信用金庫と隣のスーパーマーケットの辺りは工場跡(星製薬だと聞いた)だったのを覚えている。

2008-12-30

お堂

 昨日に続いて近辺探訪。
 スーパーマーケット「ライフ」の近くで旧水戸街道に接する細い道の入り口右側に石の円柱が立ち、奧に低い三角の屋根が見える。
 石柱の一本は真ん中から折れ上部は石柱の裏に無造作に転がっている。
 無事な一本に刻まれている文字は一部しか読めないが『新四X X十六番 豫XX山寺模 村内講中』とあるようだ。
 突き当たりは大きなイチョウの木には不釣り合いに小さなお堂が建つ。このお堂には扁額がないので石柱に書かれている文字を確認するすべもない。

2008-12-29

洋館と旧家の門

 自宅から5分ほど歩いた裏通りに、ここに越してきた当時から変わらない木立の一帯がある。表通りから一歩入ると別世界なので気分転換にたまに回り道をする。
 その木立の中にこれも越してきた当時のままの洋館が建っているが、玄関脇に石灯籠が立っているのに今日気がついた。
 こちらも自宅から徒歩5分圏内にある地元の旧家。駅から3分くらいしか離れておらず直ぐ隣がコンビニエンスストア。旧水戸街道沿いにある。

2008-12-28

ランチコース

 陳さんに伝えたいこともあったのでランチは今年最後となる唐園へ。
 食べ過ぎを心配しながら2,000円のランチコースに初挑戦。料理は知られた物ばかりなので特に説明は要らないだろうが念のため列記しておく。
 前菜三種盛りは特にクラゲがいい。
 海老チリソースは甘口。上海の味なんだろう。
 唐園で初めて普通の酢豚を見たが黒酢の香りが活きている。陳さんによればいくら良い黒酢を使っても黒酢だけでは香りが引き立たないそうで、蜂蜜を加えるのがポイントだそうだ。
 麻婆豆腐はほとんど辛くない。赤坂火鍋屋の麻婆豆腐と比べてはいけないか、ここは上海料理だった。
 青菜と椎茸の炒め物は椎茸の旨みと青菜のシャキッと感がよかった。
 炒飯はパラリしっとり。スープと一緒にきつくなったお腹にすっと収まる。
 香り高い杏仁豆腐でランチコースは終わる。
 以上、料理は全て二人前。
 洒落た中国徳利で出された紹興酒は消化剤代わり。

2008-12-27

PowerShot G10

昨日Amazonで注文したPowerShot G10が先ほど届いた。
 昨日の朝、価格.comでPowerShot G10の価格をチェックすると、最安値が37,810円でAmazonの38,391円は9位だった。Amazonのこの価格は底値に近い、そろそろ買い時かなと思いその場で注文した。
 商品が手元に届いて、その後の値動きが気になったのでこのBlogを書きながら価格.comをチェックしてみたら最安値が38,264円、Amazonが3位になっている。
 Amazonの価格は変わっていないので昨日から今日にかけて値段が上がり始めているということか。
 カメラ本体と一緒に以下の付属品もAmazonで購入した。
  1)Canon PowerShot G10………38,391円
  2)Battery Pack NB-7L…………5,856円
  3)Remote Switch RS-60E3 ……1,890円
  4)8GB SDHC ……………………1,480円

2008-12-26

垢落とし

 今日から1月4日まで年末年始休み、半年ぶりに化粧板を外し、ドレンを外し、換気扇カバーを外して風呂場の大掃除をした。水垢がこびりついた鏡も磨き立てて…。くたびれた休日初日になった。

2008-12-25

桂園

 アライさんの中国広西壮族自治区土産「壯鄉宴」を開けるために西神田の「桂園」へ。開店前だったが開けてもらって店内に入る。
 奧のテーブルでスタッフが食事を始めたのでどんな賄い食なのか強引に覗かせてもらった。
 旨そうな匂いだったので写真を撮りながら大騒ぎをしたら、手前の器に入っている「酸菜(Suancai)」を分けてくれた。酸味が出るまで漬け込んだ白菜(ザワークラフトみたいだった)・春雨・干し豆腐を八角で香り付けして煮込んだ中国東北地方の家庭料理だ。
 これはサッパリしていてウマイ。一箸口に運んだ于くん『ウ~ッ、家に帰ったみたいだ!』
 今夜の主役「壯鄉宴」を一なめしてアルコール度数こそ比較にならないくらい低いが韓国の甘い「Chong Churong」が思い浮かんだ。「壯鄉宴」は今まで呑んだ中では一番甘口(とは言っても比較の問題)の白酒だったが三人で残らずいただいた。

国会議事堂

 出勤時に赤坂通りを下りてゆくと山王神社の森の上に国会議事堂の三角屋根が見える。10円紙幣や5円硬貨にシンボルとして採用されたこともあるこの建物は誰の設計によるんだろう。
 Wikipediaにあたってみると『1918年(大正7年)9月に一般公募され、翌年2月に応募作品118点の中から宮内省技手の渡辺福三氏の案(実際には宮内省内匠寮有志による案)が選ばれた。』とある。
 建設の実際は当選案を参考にした大蔵省臨時議院建築局の設計で行われ、デザインは原案から大幅に変更されたようだ。
 議事堂の三角屋根の手前に見えるクレーンはキャピトル東急ホテルの跡地再開発工事「永田町二丁目計画」のもの。
 下図はSeaGate Blogから拝借した。

2008-12-24

タイ

 Annaさんから年が明けたら遊びに来いとのお誘いメール、それもLimmyさんと二人の写真付きでだ。
 先日の空港占拠を始めとするタイの政治騒動を言うと、庶民の生活には全く関係がないとAnnaさん。そういえば2006年9月に初めてバンコクを訪れた時はクーデターに出くわしたっけ。それでも呑気に市内観光を続けていたのだからタイの政治騒動はAnnaさんの言うとおりなのかも知れない。
 しかし、どうせ行くならバンコク以外の街がいいかな、どうしようAnnaさん?

2008-12-23

動物農園

 お洒落で映画館らしくない名前「Cinema ANGELICA」は渋谷マークシティ裏にある小さな映画館だ。ジブリ美術館が企画した作品を上映しているらしい。
 ジョージ・オーエルがソビエト共産党の内部腐敗や全体主義を批判して書いたという「動物農園(原題:Animal Farm)」を「ハラス&バチュラー」が忠実にアニメーションにした同名の作品が、今月20日から「Cinema ANGELICA」で上映されているので行ってみた。
 原作を読んでいないがアニメーション映画は寓意ミエミエのストレートな表現で決しておもしろい映画ではない。ただ、戦後の冷戦期にこうした映画が作られたことに驚く。
 アニメーション映画からの一コマはジブリの森美術館サイトより拝借した。

2008-12-22

壮族の酒

 アライさんが広西壮族自治区に行ってきたらしくメールで壮族(チワン族)の白酒と桂花酒が手に入ったと写真を添付して知らせてきた。
 アライさんを囲んだ今年最後の忘年会はこの酒で〆だな(写真はアライさんから)。

2008-12-21

関宿

 3時過ぎに着いた関宿滑空場の上空は強い南西の風が吹いているそうで風上に向かうピュアグライダーが止まって見える。
 ランウエイと江戸川の間にあった葭原がすっかり刈り取られランウエイの様子が一変している。ここで掘られた土砂は上流(栗橋の辺り)で工事が始まっているスーパー堤防に使われるらしい。
 フライトから下りてきたDimonaは今日の飛行予定を消化したらしく関口ご夫妻達がカバーをかけ始めた。前線が移動してくるともっと風が強くなるだろうという関口さんの予想通り、関宿からの帰路はずっと強い向かい風だった。

はぎの

 栗橋を辞して国道4号線に戻る手前、旗井の辺りで手打ち蕎麦の看板に気づいた。何度も走っている道なのに今までいつも先を急いで走っていたので気づかなかったらしい。午後1時を回っておりちょうど腹も空いたので寄ってみることにした。
 昼時を過ぎているというのに広い座敷席は一杯でカウンターしか空いていないという。いずれにしてもブーツを脱ぐ気はないので一番手前のカウンターに腰を下ろす。
 直ぐに『お茶の替わりにどうぞ』といって湯飲み茶碗にそば湯と蕎麦のつけ汁が運ばれてきた。へぇ~、最初にそば湯を出されたのは初めてだ。
 入り口横に「今日のセット」と書かれた張り紙があったのでどんな内容だったか確かめもせずに注文。
 調理場も混んでいるのだろう「今日のセット」が出てくるまでに大分時間がかかった。その間に周囲を見回すと壁に蕎麦の能書きが架かっている。こちらの店のそば粉は霧下蕎麦粉というものらしい。その能書きの下にはMOTO GUZZIとBMWのロードタイプの写真がピンでとめてある。店の誰かが乗っているのだろう。
 もり蕎麦に鯵・キビナゴ・野菜の天ぷら、牡蠣酢、半飯、味噌汁、漬け物が出てきた。
 コリャ量が多いなと思いながら食べ始めたが香りの良い蕎麦はあっと言う間に無くなり、本人の心配をよそに天ぷらと新米らしい半飯もすんなり胃に収まってしまった。〆て1,050円。蕎麦は能書きどおり、つけ汁はからくないが濃いめで堪能できた。牡蠣酢も半飯も味噌汁も不味くはなかったが要らなかったな。
 席を立って勘定を済ませると店主が調理場から出てきて声をかけてきた。『MOTO GUZZIに乗っているのはご主人?』と水を向けると『MOTO GUZZIは壊れてしまい今はBMWに乗ってます。是非また遊びに来てください。』と言いながら手渡された名刺を見ると店長とあった。
 このそば屋は「はぎの/北埼玉郡大利根町旗井202-6-2/Tel: 0480-72-6288」、栗橋に来たときにはまた寄ってみよう。店長の『お気を付けて!』の声を後に関宿まで走る。

栗橋・関宿

 ウインチのトースターが蘇って活躍しているのを見たくて栗橋の読売大利根滑空場に行ってみた。
 土手を越えてランウエイに下りてゆく。遠目からの外観は元のままで変わっていないようだ。近づくと聞こえてきたリズムの良い締まったエンジン音がウインチを廻していた。
 スムーズな牽引であっと言う間に空に舞う機体はこの直後に高度1,400ft (426.7m)でワイヤーから離脱。12月だというのに暖かい日差しの中に飛び出していった。
 ウインチを離れてピスト車のある本部前に行ってみるとランウエイ横に鮮やかな赤い機体Ka8Bが駐機している。機体の赤に純白の翼は素朴な形とあいまってグライダー門外漢にも可愛らしく見える。
 Ka8Bの側では今年9月にPaul Tissandier Diplomaを受賞した佐藤さんが若いソアリストに機体のメンテナンスについて丁寧に指導しているところだった。

2008-12-20

景気が見えた?

 我が家の買い物サポートで地元の百貨店に行ってきた。クリスマスを控え、暮れの買い物客で混んでいるだろうと覚悟を決めて出陣した。
 4時間あまりの百貨店フロアー行脚だったが、人出が一番多かったのは地下一階の食品売り場だけ。寝具・食器売り場、紳士服・洋品売り場、婦人服・婦人雑貨売り場など立ち寄ったフロアーは何処も閑散としており不景気の姿をまのあたりにするにするようだった。

2008-12-19

中中韓

 今週二度目の赤坂「鮨一新」。今日は中中韓の若き友人との忘年会。
 光り物がダメといっていた韓の李東燁さんも一新のコハダは口にあったようだ。中の王妮さんは箸が動く度に「オイシイ!」を連発、24日には上海に戻るという束の間の東京生活。最前列の于暁光くんは美女に浮かれていたようだった。
 話題はもっぱらアジア経済圏と為替相場の行方、折角の熱燗「影虎」なのに堅い話で一向に酔いが回ってこなかった。

2008-12-18

上海蟹

 このBlogでもすっかりお馴染みの「唐園」を貸し切りにして勤務先の忘年会が開かれた。
 青菜と鴨ロース炒め、鶏の唐辛子揚げなど初めての料理を楽しんだ。定番の酢豚はもちろん出していただいた。いつ食べても変わらない香りと歯触りと味は飽きることがない。
 呼び物は本場上海から取り寄せられた「上海蟹」。甲羅に本場からの蟹であることを証すラベルが付いているのがご愛敬。食べ方の指導付きで各人が一杯ずつ担当した。
 台湾から忘年会に参加した面々も上品な上海料理に大満足していた。

2008-12-17

4711 Portugal

 朝の通勤電車の中吊りポスターで新しい酒の告知を見つけた。きれいなボトルだがどんな種類の酒だろうと思い近づいて見た。
 なんと、今までもこれからも縁のないEau de Cologneのポスターだった。初めて目にしたブランドだが古くからあるものらしい。

2008-12-16

Misty

 ねぎちゃんのお声掛かりで六本木(住所は西麻布)MistyでのJazz Liveを覗いた。
 エレベータを下りると直ぐの入り口は以前と変わらないがフロアのレイアウトがずいぶん変わっていた。訊くとレイアウトを変えてからもうかれこれ10近く経つのではないかという。そんなに来てなかったのかなぁ。
 萩原聡(ts)、加藤義則(tp)、根岸徹(g)、佐藤麻子(p)、下山田守一(b)、高垣諭(ds)のセクステットによる第一ステージはベース抜きの演奏によるボサノバ特集。
 ねぎちゃんが刻むギターのリズムでこちらのスイッチもON。二本のホーンは優しいふっくらしたトーンで今夜の気分にぴったりだ(ドンナキブンナンダ)。
 どうしても外せない用事が控えていたため最初のステージしか聴くことができず残念だったが、しばし若い人達が演奏する音に浸ることができた。

2008-12-15

三百字小説

「もしもし。オレだよ、オレ」
「孫の伸介かい?」
「ん? あ、そうそう! 実は、おばあちゃん、大変なことに……」
「交通事故でも起こしたのかい」
「そ、そうなんだ。相手がヤクザで三百万円払わないと指を詰めるって脅されてる。お願い! すぐ銀行に振り込んで」
「目が不自由で外出できないことは知ってるだろ。お金なら、いくらでもあるから、取りにおいで」
「でも、オレ、監禁されてて動けないんだ。そこの住所も、うろ覚えだし」
「だったら使いを寄こせばいい。番地を教えるから。世田谷区……」
「分かった! お金、ちゃんと用意しといて」
「いいとも、待ってるよ」
ニタリ。人骨が転がる薄暗い室内で黄ばんだ牙を剥き、鬼婆は包丁を研ぎはじめた。

 By 川又千秋
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 この超短編作品はちょうど三百文字で書き上げられている。文源庫が出版する『遊歩人』上で展開されている「三百字小説」の一例だ。
 遊歩人もいつの間にその発刊から6年半が経ち、既に80号を数えるまでになっている。

2008-12-14

アナログ三昧

 長いこと廻していなかったターンテーブルにGeorge Harrison/All Things Must Passの一枚目を乗せる。スピーカーの奥の方からモワンと出てくるギターのイントロは何回聴いてもドキドキする。
 一度ターンテーブルを回してしまえば億劫な気持ちは何処へやら、Rita Coolidge/ Love Me Again、Seals & Crofts/ Summer Breeze、Mike Oldfield/ Tubular Bells……と久々のアナログ三昧。
 やっぱりLPレコード盤から出てくる音は身体にいいですな。

2008-12-13

ケアハウス

 いつもはバイクで走り抜けてしまう自宅近くの道を自転車で通りかかって、真新しく見た目に立派な「ケアハウス・デイサービス」の施設ができているのに気づいた。ここは前は何が建っていた場所なのかこうなると思い出すこともできない。
 自宅の目の前にあった総合病院も5年前に全病床を廃止して、デイケア施設を併設した通院のみのクリニックに変身している。
 我が住まいの近辺で「ケアハウスデイケア」をGoogleで検索したら小さな地図が押しピンで埋まってしまうほど出てきた。見方を変えればそれだけ自分の行く末を引き受けてくれる場所があるってことか。いやいや現在、既にそれだけの数の施設が必要とされているってことだな。

2008-12-12

魚ふじ

 バイクのメンテナンスで神保町に行ったついでにずっと気になっていた「魚ふじ」でランチ。入りにくい佇まいだが思い切ってガラス引き戸を開ける。
 横の格子戸から入って行くと二階の座敷に上がれるようだ。
 引き戸の中は6、7人が座れるカウンター席と天ぷら鍋だけ。このカウンター席が真っ白に磨き上げられている。
 座った席がカウンターの一番奥だったのでイヤでもカウンターの中が見えてしまった。磨き上げられているのは檜のカウンターだけではなく足元のスノコから天ぷら鍋、食器戸棚まで何処から何処までがピカピカに磨き立てられていて清々しい(後ろ姿は食器をとりに出てきた大女将らしい)。
 ランチタイムだけのメニュー『かき揚天丼』を注文する。1150円。網目模様の気持ち大振りな茶碗にちょうど良い厚さと大きさの掻き揚げが載っている。
 掻き揚げはカリッとしているのに口の中で優しい。具の甘みを殺すことのないタレは白飯に絡んでもサラッとしている。
 ガラス引き戸を開けて中に入ったとたんに、カウンターの中から店主にギョロリと見つめられたような気がして少しばかり居心地が悪かったが、勘定を済ませて店を出るときに「ぜひまたお越しくださいまし。」と古風な言い回しで声をかけられた。
 この一言で、今度は贅沢をして「天ぷら定食」を注文してみようという気になった。

2008-12-11

38,850円

 10月から時々チェックしてきたPowerShot G10の価格だがそろそろ底値か。40,000円を切って38,850円(価格.comによる)という店が出てきた。
 来週辺りが結論を出すタイミングかな?

2008-12-10

続・続・読めないCD

 Mac OS Xで読めないWindowsで焼いたCDのことが頭に引っかかったままになっている。OSを変えた場合の結果の違いを検証していなかったのでテストしてみた。
 真っさらなCDをWindows Vistaに入れてドラッグドロップでファイルをコピーしiBookに入れてみる。
 思った通り『読めない…』プロンプトが出た。このiBookのOSはOS X 10.4/Tiger。
 今度はその『読めない…』CDをOS X 10.5/Leopardで動いているMacintoshに入れてみた。正常に読んでデスクトップにマウントした。
 念のためにWindows XPでドラッグドロップ焼きしたCDをLeopardに入れてみると、これもちゃんとマウントする。
 Windows XPでドラッグドロップ焼きしたCDはMacintosh TigerでもLeopardでも読むが、Windows Vistaでドラッグドロップ焼きしたCDはMacintosh Tigerでは読めないがLeopardでは読む、ということらしい。 
 これで一件落着とするかな。

2008-12-09

続・読めないCD

 昨日の「読めないCD」は原因が別にあるようだ。
 別のCDで昨日書き込んだと同様の手順でWindows上でデータをコピーしiBookで読ませたらちゃんと読んでくれた。書き込んだ.JPGも表示される。ディスクの状態はもちろんファイナライズ処理してないオープンのまま。
 どうすればiBookで読めないCDをWindowsで作れるんだろう?

2008-12-08

読めないCD


 Windowsで書き込んだCDがOS Xで読めないという。そんなはずはないと、そのCDを手元のiBookのスロットに入れてみた。なるほどデスクトップに図のようなプロンプトが出て確かに読んでくれない。
 念のためにXPのCDドライブに入れてみたらチャンとマウントしてフォルダーが見える。
 もしやと思い読んでもらえないCDの状態を調べたら「オープン/ファイナライズなし」。WindowsでデータをコピーするときにCDにドラッグ・ドロップで書き込んだものらしい。

2008-12-07

小忘年会

 午後4時からの小忘年会の会場は新大保駅前の北朝鮮料理の店「延吉香」。メンバーは金宣我さん、朴宣映さん、ネギちゃんと私。
 あれこれ考えて注文するのも面倒なので2,500円のコースを予約しておいた。料理は以下の通り。量が多すぎてもてあまし気味。味は中国と韓国の折衷で気をつけないと箸が進みすぎる。
   1,サラダ
   2,羊肉串・ハツモト串・上ミノ串・砂肝串・椎茸串 
   3,エビとアスパラ炒め
   4,貝柱と茄子のXOソース炒め
   5,豚肉唐揚げ甘酢あんかけ
   6,海鮮チヂミ
   7,水餃子
   8,デザート
 これはコースメニュー外ですがサービスですと言いながら持ってきてくれた麻婆豆腐。刻みネギが載っているのは残念だが山椒控えめの温和しい麻婆豆腐だった。
 仕事で覚えたというネギちゃんの韓国語に金さん、朴さんが楽しそうに絡み、疎外感に浸りながら甘い韓国焼酎を重ねるのは幹事ばかりだった。
 延吉香の後はネギちゃんのリクエストで新宿ゴールデン街でで二次会。さすがに日曜日のゴールデン街は閉まっている店が多いが年中無休という「10cc」に潜り込む。
 ネギちゃんの古い友人ひなちゃん(彼も韓国語ができたとは!)を強引に呼び出して韓国のドラマと映画の話題であっという間に午後10時を過ぎてしまった。
 写真は開店直後、カウンターの中はもちろんママさん。この時は未だひなちゃんは到着していない。