mk88の独り言

2020-01-31

夕焼け冨士

快晴で風が強い一日だったので富士山が見える 11階に行ってみた。元日と同じクッキリした夕焼け冨士だ。

嵯峨英二展ータマの夢遊びー

ギャラリー・オカベで開かれている「嵯峨英二展ータマの夢遊びー」は風戸さんの企画２月１日まで。

◆ タマの休日−冬（F30号／ミックス画）

９人の翻訳家囚われたベストセラー

やり手の出版社社長エリック・アングストローム（ランベール・ウィルソン）は大ベストセラー・ミステリー三部作の完結編「デダリュス」を一気に九カ国語に翻訳、一斉発売をもくろむ。
物語が進むにつれて、アームストロングの実体が少しず、つ少しずつ見えてくる。

アングストロームに集められた九人の翻訳者はイタリア語（ダリオ・ファレッリ／リッカルド・スカマルチョ）、スペイン語（エドゥアルド・ノリエガ／ハビエル・カサル）、中国語（チェン・ヤオ／フレデリック・チョー）、英語（アレックス・グッドマン／アレックス・ロウザー）、デンマーク語（エレーヌ・トゥクセン／シセ・バベット・クヌッセン）、ロシア語（カテリーナ・アニシノバ／オルガ・キュリレンコ）、ドイツ語（イングリット・コルベル／アンナ・マリア・シュトルム）、ポルトガル語（テルマ・アルヴェス／マリア・レイチ）、ギリシャ語（コンスタンティノス・ケドリノス／マノリス・マヴロマタキス）。

情報が漏れることを恐れたアングストロームによって彼らは外出もSNSも電話も禁止され、豪邸の地下に隠されたシェルターで翻訳を進める。ところが、厳重な監視下にある密室から原稿の一部がネット上に流出し、アングストロームのもとに「500万ユーロ払え」と脅迫メールが届く。
脅迫犯は誰なのか、「デダリュス」の作者オスカル・ブラックとは誰なのか、最初の火事のシーンは何を意味しているのか、最後の最後に纏めて見せてくれる、これはお勧め。

2020-01-25

Book&Design 新年会

宮後さんが主催する Book&Design で新年会。
宮後さん、お誘いありがとうございます。初めて伺った Book&Design の事務所は浅草、ジャズ・バー Soul Train の近くだった。

宮後さんの狙いもあったのだろう、新年会は直ぐに賀詞交換会になる。

東京吉兆

築地からの帰り道に、ビル街に不似合いな大きな家が一軒。仕舞た屋出ないことは一目で分かるが……。

塀の常夜灯が気が利いている。

勝手口かと思ったらここが大きな建物に不釣り合いな正面入り口で、銀座の外れにある東京吉兆本店だった。

東京国税庁

何となくと虎ノ門か霞ヶ関にあると思っていた東京国税局。

筑地を歩いていたときに前を通りかかっただけ。

2020-01-24

イントゥ・ザ・スカイ　

1862年のロンドン。気象学者ジェームズ・グレーシャー（エディ・レッドメイン）はパイロットのアメリア・レン（フェリシティ・ジョーンズ）が操縦するガス気球で大空へと旅立つ。

未知の高度の気象データを集め、最高高度到達記録を更新する目的で飛び立つ、高さへの探検譚。スペースもの好きにお勧め。

ジョジョ・ラビット

ヒトラーユーゲントで活躍したかった10歳の気弱な少年ジョジョ（ローマン・グリフィン・デイビス）は、母ロージー（スカーレット・ヨハンソン）が自宅にかくまっているユダヤの少女エルサ（トーマシン・マッケンジー）を見つけてから、英雄ヒトラーの教えに疑問を持ち始める。差別とブラック・ユーモア満載だが素直に笑いきれない怖い作品。

神林學展（その２）

初日の「神林學展」はオープニングパーティで作品鑑賞は上の空ぎみだったので、ジックリ作品に触れるために再訪。

若女（わかおんな）

ポーラムージアムアネックスで開催中の「無形にふれる」展に展示されていた面「若女」。説明に『熊野、船弁慶　前シテなどに使用』とある。同展は２月16日まで。

2020-01-20

神林學展

神林さんの個展が今日から銀座の「ギャラリー・オカベ」で開催されている（１月25日まで）。

展示作品はどれもタイトル無し。

神林さんを囲む友人・知人の皆さん。

衡水老白干

于くんの北京土産「衡水老白干」62度、高粱酒のようだ。

2020-01-19

きのこくらぶ

天気が良いので昨年暮れに麻賀多神社の裏で見つけた「きのこくらぶ」まで一走り。隣接してシェアハウスの「村楽」があるが、そちらがメインの事業のようだ。

今日もランチはきまぐれ御膳、コーヒー付き。

徒歩では来るのが難しい立地だが店内はほぼ客で埋まっていた。その内の七割が女性客。店のスタッフに訊いたら全員が車で来ているそうだ。

2020-01-18

銀座999

実際に起こったことなので結果が分かっているにもかかわらず、監督イーストウッドは上手いなぁ。
銀座999のバインミーの呪縛から自ら逃れてフォー・セットとビールでランチ。一番奥の揚げ春巻きはキッチンからの差し入れ。

リチャード・ジュエル

1996年アトランタ・オリンピック開催中、センテニアル公園で起こった爆破事件に基づいたクリント・イーストウッド監督作品。
爆破物の第一発見者リチャード・ジュエル（ポール・ウォルター・ハウザー）は街の英雄扱いされるが、僅か数日後にFBIと報道機関によって容疑者にされてしまう。

リチャードは母ボビ・ジュエル（キャシー・ベイツ）に支えられながら、かつての職場で知り合った弁護士ワトソン・ブライアント（サム・ロックウェル）の力を借りてFBIと報道機関に立ち向かう。

2020-01-17

パラサイト半地下の家族

半地下の狭いところで暮らす失業家族一家が、高台の豪邸で職を得て行くのだが、常にその先がどうなるのかが見えない。
ドタバタあり、スリラー有り、ロマンスあり、殺人あり、サスペンスあり、もう何でもありで、最後の最後までポン・ジュノ監督に振り回され騙され続けた、面白さ満載の「映画」だった。この映画をつまらなかったという人はいないと思う。

山形田

今年の初山形田。
酒は作間さんが勧めてくれた徳島は芳水酒造の「髙柿木」。立派なゲソ天と一緒に。

これは不思議な酒だ。果実の香り豊かでコクがあるのに爽やかでイヤミが無い。夜なら間違いなくおかわりしただろう。

髙柿木の瓶の首にくくりつけられていたラベル。

酒に合わせたわけでは無く、季節限定というので「出羽かおり」の板そばをお願いした。

2020-01-13

銀座999

連続殺人犯を描いた作品を見たのに後味が悪くないのは何故だろうなどと考えながら、ギンザ・ファイブの999でバインミーと牛肉のフォーのセット、生春巻きにビールでランチ。このバインミー・セットの呪縛からなかなか抜け出せない。

テッド・バンディ

ウィキペディアで「テッド・バンディ」を検索すると306の脚注、18の参考文献リストが付いた長い記事が出てくる。
この作品は如何にしてテッド・バンディ（ザック・エフロン）が罪を犯し続けたのかを立証する映像は無い。多くの時間はテッド・バンディ自身が『如何にして濡れ衣を着せられたか』を語ることに費やされている。

テッドの恋人リズ（リリー・コリンズ）が刑務所の面会室で、彼に突きつける一枚の写真と供に彼の呪縛から解放される瞬間も見物。そしてリズが何故彼の愛にこだわるのか、最後にその理由が明かされる。

2020-01-10

オールド・サイゴン

「フォード vs フェラーリ」でのクリスチャン・ベイルの演技を反芻しながらドアを開けたら、二人掛けのテーブルを残して満席。正月三ヶ日はズッと混んでいたという。フロアー担当のクィンさんの姿はない。
ランチはビーフン豚肉レモングラス風味焼き。フォーのスープもだがこのビーフンのタレも旨くて器の底に一滴も残らなかった。

フォード vs フェラーリ

ル・マン24時間耐久レースでフォードは、1960年から六連覇中のフェラーリにどうしても勝てない。

そこで白羽の弥を建てたのが元レーサーのカーデザイナー、キャロル・シェルビー（マット・ディモン）。シェルビーが選んだレーサーは型破りな性格で時に周囲から嫌われるケン・マイルズ（クリスチャン・ベイル）。ベイルの演技が素晴らしい。

創造者と巨大組織の対立、家族愛、友情がカー・レースの世界を舞台にして描かれている。車好きでない人にもお勧め。

レースが佳境に入ったときに、シェルビーが隣りのフェラーリのピットに交換用のナットを転がすシーンは秀逸。

2020-01-09

百人一首って

昨年11月に人形町ヴィジョンズで開催されたイラストレーション展「百人一首って」が京都の嵯峨嵐山文華館で開催されることになった。
２月23日（日）に同館で開催される競技カルタ大会「第一回ちはやふる小倉山杯」を記念して「THE 百人一首」展が開催されるが「百人一首って」展はその一環として開催される。
「THE 百人一首」と「百人一首って」京都展のフライヤーを送っていただいたので紹介する。

「百人一首って」京都展の開催要領は以下のとおり。
会場　　：嵯峨嵐山文華会館二階畳ギャラリー
開催期間：2020年１月29日（水）から４月５日（日）
開館時間：午前10時から午後５時（入館は午後４時まで）
休館日　：毎週火曜日・２月８日（土）・２月12日（水）
　　　　　２月11日（火）は開館します。