館内に入るなり北詰館長が『あれで先に制作過程を見てから作品を見た方がいいよ。』と言う。談話室のテーブルにはデジタル・フォト・フレームが置かれた板。
フレームの中では静止画を次々と重ねて作品の制作過程を見せている。
メタル・アート・ミュージアムに展示される作品には『どうやって作ったんだろう?』と思わされる作品が多いので、こういうプレゼンテーションはそんな疑問には有効だろう。
展示会場はメタル・アート・ミュージアム、展示は小山 祥吾 展(11月20日まで)。
◆管、あるいは幹(銅 鉄)
遠目から見たこの作品が美味そうに見えたのは、ホルモン焼きとモツの煮込みを連想したからだろうか。
上の作品を端の穴から覗いてみた。
◆皮相 #13(銅)
この柔らかさは何だろう、作りかけの求肥(ぎゅうひ)の固まりかな?
◆落柿(銅 縄)
これは作家自らがタイトルをつけているが「スティーブン・ホーキングの脳」と改めたい。
◆皮相 "10(銅)
生まれたばかりの赤子の手が見えたのはこの角度から見たからだろう。
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