学生航空連盟の新しい複座機「PW-6U」が関宿滑空場で飛ぶという知らせをいただいた。一年ぶりの関宿滑空場のランウエイは風が未だ冷たく強い。土手の上に見えるのは日光連山と男体山だろう。
土手の菜の花も遅い春のお陰でやっと咲き始めたばかり。
これがPW-6U、ポーランドの「Glider Factory JEZOW」製。
着陸時にランウエイに水平尾翼を当てて傷めてはいけないという理由で、水平尾翼を垂直尾翼の上に付ける機体が多い中で、PW-6Uはオーソドックスに機体末端に付けている。
垂直尾翼の上に水平尾翼を付けると、垂直尾翼に余計なストレスがかかるのでその分、大きくガッチリ作る必要がある。それだけ機体後部が重くなる。
オーソドックスに機体末端に水平尾翼を付ければ垂直尾翼を大きく作る必要は無く、機体後部はその分軽くなる。ランウエイに水平尾翼をぶつける事故は近年になってからは起きたことがない。
以上、学生航空連盟のベテラン・メンバーの方々から教えていただいた知識の受け売り。
これがPW-6Uのコックピット。
曳航機に曳かれて離陸する五島さんと田口さんが乗るPW-6U。
曳航を終えてランウエイに戻って来た曳航機 "Piper Super Cub"、アメリカのPiper Aircraft社製。
離陸の順番を待つ各飛行クラブの機体達。
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