有機的音楽集団「brew」(主宰者 金子雄生くん命名)のライブ演奏があるというので四谷の茶会記へ。ドアには何のサインもないがここが入り口なんだろうか、それとも階段を上るのか? 躊躇しながらドアを開けたら『イラッシャイマセ!』だった。
ドアの奥から漏れてくるリハーサルの音を聞きながら開演を待つ。グラスの赤ワイン(銘柄は不明)は香りも渋みも控えめだがバランスは好かった。舌に残る仄かな甘みはブルゴーニュ系じゃなかろうか(自信は無い)。
民族楽器のセッションらしく演奏は床の上で。プレーヤーは左から逆瀬川健治(Tabla)、朴善英(Komungo)、金子雄生(Cornet、Donso N'goni)、井上憲司(Sitar)。
民族楽器のセッションとは言いながらローカルな響きではなく文字通りのJazz演奏で、耳はいつの間にか韓国琴Komungoの地味だが力強い響きを追いかけていた。
雄生君のサービス精神が現れたのだろう、レゲエまで演奏してくれたが思いの外いいノリだった。こなれた頃のこのユニットをもう一度聴いてみたいものだ。
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