2010-10-28

JIMTOF 2010

 東京ビッグサイトのJIMTOF 2010(日本国際工作機械見本市/11月2日まで)の会場に入ると、かつて身を置いていた世界の懐かしい臭い、金属と切削油がやける臭いが漂ってきた。
 雨の初日だというのに東館も西館も見学者の姿が多い。
 大型の工作機械もたくさん出展されている。その中でも精密なベベルギアの削り出しを実演しているドイツ ハームレ(HERMLE)社のマシニング・センターC40Uの動きが軽妙。
 C40Uの側に削り出されたベベルギアが展示されているが見事なまでに綺麗だ。切削しただけの表面はまるでホーニングしたような滑らかさに仕上がっている。係員の説明によるとギア部の表面粗さ(Rz)は0.2μ(0.0002mm)以下だという。
 確かな機械の世界には惹かれるものがあるなぁ。

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