2008-01-18

TOM+Mの会

 半蔵門(一番町)にある「JCIIクラブ25」で「第2回 TOM+Mの会 写真展」が開催されている。今月20日(日)が最終日。
 TOM+MのTは武本秀治氏(元キヤノン販売社長)、Oは小野茂夫氏(元ニコン社長)、Mは宗雪雅幸氏(元富士フイルム社長)、+MのMは森山眞弓氏(元環境庁長官・内閣官房長官・法務大臣、日本カメラ財団理事長)、凄いグループだ。
 印象に残った作品は武本氏の薔薇、小野氏の羅漢像、森山氏の旅先でのスナップ。残されている会期は少ないが一見をお勧めする。
 同クラブのもう一つの会場「JCIIフォトサロン」では「齋藤康一作品展『先輩・後輩・仲間たち』」も開催されていた。こちらは2月3日まで。
 私がグラフィックデザイン界の端っこにぶら下がっていた頃を思い出させてくれる写真家達が被写体になってフレームの中にいる。こちらもお勧めの写真展だ。

 「JCIIクラブ25」も「JCIIフォトサロン」もJCII(Japan Camera Industry Institute/財団法人日本カメラ財団)が運営している「日本カメラ博物館」に併設されているが、この日本カメラ博物館入り口の壁にステンレス製と思われるレリーフがある。
 このレリーフを見て資生堂広告デザインで一つの時代を築いた山名文夫の名前を思い出した。まさか彼の作品をレリーフにしたわけではないだろうな。
 日本カメラ博物館ホームページのトップページのバックも同じ画だがよく見るとこの女性、スプリングカメラのシャッターを切ろうとしている。もしかしたらオリジナルは山名文夫の作品か?