字游工房の鳥海さんから"21_21 DESIGN SIGHT"で開かれている「祈りの痕跡。展」(9月23日まで)のチケットを頂いていたのだ。鳥海さんがくれたチケットだから文字に関する展示なんだろうと思いながら出かけてみた。
会場は東京ミッドタウン・ガーデンの外れにある。
浅葉克巳:ディレクション、内田繁:会場デザイン、藤本晴美:照明デザイン、三枝成彰:音響デザインによるこの展示会は40名近くのアーティスト・デザイナーが参加している。
ゆったりした会場内には「痕跡」と「世界の文字」をテーマにした深い井戸を覗くような世界があった。展示全体が一つの作品にもなっており、文字に興味の無い人にも見ておくことを強く勧めたい。
第2室の正面に『欧文書体と和文書体』のタイトルで巨大なパネルに字游工房の「游明朝体R」とMatthew Carterの「Verdana」が並んでいた。