昼時を過ぎた海倫西路の小吃街で見つけた「百年老揚生煎王」(上海市海倫西路84号)の看板。近寄ると蓋の中を魅せてくれた。焼き包子のようなので一人前を注文して店内に入る。
まだ焼き始めたばかりだったようだ。
できあがるまで狭い店の奥で仕事の様子を見せてもらうと、中味を包む前にこねたてちぎった生地の表面に油をまぶしていた。
生地の焦げた匂いが鼻先を刺激する。熱々を木のレンゲに乗せて端を小さくかじって中の汁をすするり、酢醤油をたらした中味もいただく。最後がレンゲに残った生地の焦げたところだ。
4個で4元(48円)。昼時には店の回りに焼き上がるのを待つ客が群れるのが分かる。
(2007年12月に北京駅前で杭州小吃の店に入ったときは包子10個と豆腐スープで5元だった。上海と北京で単純に比較できないが2年半で中国の物価は大分上がった体感はある。)
看板に「海倫分店」とあるから何処かに本店があるのだろうか、それとも看板に書いてあるだけ?
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