北京では前を通っただけで入館しなかった警察の博物館が上海にもあった。こちらは「上海公安博物館」だ。入り口に近づいたら普通の警察署だ。
ドアを開けるといきなりセキュリティチェックゲートをくぐることになりブザーが鳴った。係官はザックの中を調べるでもなくカウンターに預けるように指示し、2階から4階が博物館になっていると教えてくれた。写真撮影もダメだと言われたがカメラは肩から提げたままエレベーターで4階に上がる。
4階は消防関連の展示。特記事項無し。
3階は公安関連の展示。スパイに関する展示や殺人事件の捜査状況、刑務所の様子、絞首刑場の構造など興味深い陳列が多い。眼を引くのは数え切れないほどの銃や拳銃の陳列だ。
『20世紀50年代初上海公安機関在掃黄行動中収繳的淫穢物品』の説明板。
『20世紀50年代(1950年代のことか)初め上海公安機関がポルノ取締中に没収したみだらな品物』くらいの意味だろうか。
その説明の対象になっている「物品」がこれ。東京の京橋の辺りに警察博物館があったと思うがここまでは展示しないだろうな。
2階は上海公安(警察)の歴史が陳列されていた。ここも特記事項無し。
0 件のコメント:
コメントを投稿