新格納庫に保管されている世界に一機しかない萩原式H-32型機の下でこの機を設計・製作した佐藤さんや学生航空連盟教官の久野さんが下塗りをサンドペーパーで研ぎ出す地味で根気の要る作業をしていた。
ランウエイではビンテージ機"JA2917 CONDOR"が飛ぶというのでピスト車の周囲はいつもより見学者が多いようだ。CONDORのことをWebで調べてみたがこれと言った情報は出てこなかった。Alexander Schleicher社製でCONDOR IV/3と言うのが正式名称らしい。
パイパー・スーパー・カブに曳航されて飛び立とうとしているCONDORは、遠目からも主翼が鳥の翼のようなシルエットをしており優美な姿をしているのが分かる。
曳航索をリリースして滑空を始めたCONDOR。複座だ。
春の陽に透ける主翼がただただキレイだ。
ランウエイ横の土手は一面が咲きそろった菜の花の黄色で埋め尽くされていた。