昨日のBlogを見た久野さんから"CONDOR IV/3"についての記事が「TP 11」に掲載されていると知らせてくださったので紹介する。TA 11とは「TURN POINT THE SOARING YEAR BOOK OF JAPAN 2008/11(発行:エアワークス社)」のことでこのBlogでも一度紹介している。
TP 11の記事は「コンドルの夢 本多誠之とClassic Sailplane House相模原」だった。この本を入手したときに一度読んでいたが、昨日、関宿滑空場で滑空していた機体と記事とがつながらなかった。
以下に同紙記事からさわりを抜粋させていただく。
『このシュライハー・コンドルは1954年6月2日に完成した製造番号47/54、同社6機目の機体である。当初登録はD-1147、その後D-8306となり、ドイツ・アルペン滑空学校のあるウンターウォッセンをベースにしていた。1989(88?)年に事故に遭い破壊。修復を待っていた。』
記事にはこの壊れた機体を本多誠之氏(故人)が入手した経緯と同氏自前の「相模原工房」で2002年から始まったレストアの経過が報告されている。修復成った2008年4月にオーストラリアのタクムオールで耐空検査を受けたようだ。ひょっとしたら昨日の滑空は修復後国内初滑空だったのかも知れない。
ダイブレーキを出してランディングに備える昨日のCONDOR。