東京ビッグサイトで開催されている「第17回 産業用バーチャルリアリティー展」の会場内はなかなかの人出と熱気だった。
3Dディスプレイ技術のコーナーは「Display 2009」よりも出展社数が多く賑やかで、音楽のライブ番組や展示会場のライブ映像が立体映像で提供されていたが、こういうコンテンツを3D映像化するとどんなメリットがあるのかが分からなかった。
3Dディスプレイ技術に相応しいコンテンツってなんだろう? 世界遺産とアミューズメント(ゲーム?)向けの映像くらいしか思い浮かばない(3Dのデモ映像を撮影しても2Dになってしまうので撮影しなかった)。
下の写真はモニターの中に映し出されているモノをつかむモーションキャプチャーのデモンストレーション。
戦闘機と地上の様子を同時にリアルタイムでレンダリングしていたのは通常のノートパソコンだ。
戦闘機を俯瞰した画像からコックピット内の計器板やノブまでのズームインがリアルタイムだ。ズームインした画面に描かれたノブの一つ一つが動くのにさらにビックリ(兼松エアロスペースブースにて)。