カウンターに肘を預けながらの最初の一杯は、お気に入りのハバティーニ(ハバナ・マティーニ)。で、次は何にしようかとボトルロッカーに目をやるが定まらない。
野口さんに『ウイスキーの甘いヤツを…』とお願いしたら、しばらくボトルロッカーの前であれこれ手にとって考えていたが、ややあって用意してくれたのが「Glenfarclas 105」のオンザロック。アルコール度数は60度とチョット高め。
つまみに出してくれたドライ・イチジクの自然の甘みが、高い度数の割にはいたって優しい舌触りと喉ごしのハイランド・ウイスキーをいっそう引き立ててくれた。
これだからBlossom通いがやめられないのだ。ボトルの奧は岡さん。