2009-10-18

雁来香とDune(砂丘)

 第64回 新匠工芸会展に出品された杵渕由美子さんの作品「雁来香」。タイトルにどのようないわれがあるのか作者に聞いてみたいところだ。
今年の作品は昨年の作品「柳影」や一昨年の作品「衝羽根朝顔」と違ってフワリとした印象を受けた。
 「雁来香」の柄を拡大するとこんな感じ。
 同じ会場で今年も出会えたもう一人の作品が高松で作陶を続けているビルの「Dune(砂丘)」。2008年の作品は「静影」、2007年が「大地の歌」と毎年異なる手法で挑戦している。
本人に会う機会はすっかり減ってしまったが、来年はこの会場でどんな作品を見せてくれるのか楽しみになってきた。
新匠工芸会展は上野東京美術館で10月30日まで開催されている。