そこで開店時間を見計らって三度目となった次第。
入り口横に掛かっている看板が壁の格子模様と相まって呑み屋というか民芸品店のような趣だ。ここだけ見るとパスタを出す店とは思えない。
店内も民芸調で奧の壁には良寛の長歌が掛けてあった。テーブルは狭い。
パスタを頼むつもりでメニューを見ると「パスタランチ」の下に「パスタと肉のランチ」とあるのを見つけた。土壇場で心変わりを起こす。小パスタ。ほうれん草ねりりこみの平麺。なす、ベーコン、チョリソーのトマトソース。チョリソーの塩味が利いていてトマトの味は控えめ。
豚肩ロース肉。生姜キャラメル焼き。コーンポテト添え。この季節にはルッコラの苦みが好い。ソテーされたインゲンを片付ける。
主役の豚肩ロース肉は弾力を残した焼き加減。生姜キャラメルには生姜の風味が残っていなくて甘過ぎ。圧倒的な数の女性客に合わせているのか?好みの違いかも知れないが粗塩で焼いた方が好い。
お代わり自由のつぶ麦パン(墨繪の名物らしい)、シャーベット、コーヒーが付いて1,880円(消費税込)。ランチでこの価格なら同じ新宿西口のギャラリー・クープシューは好敵手だろう。
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