10月18日から始まった「 “Which Mirror Do You Want To Lick?"(どの鏡を舐めたい?)ーデザインにおける虚構と現実の狭間ー」、会場は上野の東京藝術大学大学美術館陳列館。10:00 - 17:00、11月7日まで。会期中無休・入場無料。
ヒネリの効いた面白い展覧会だった。陳列館へは旧東京美術学校玄関から。
陳列館全景。
一階展示会場風景。
02 Moon Disaster
タイプ打ちされた「月の災難」。
帰還した宇宙飛行士。
1969年、アポロ11号で月に向かった宇宙飛行士達が月で遭難した際にニクソン大統領がTVで読み上げることになっていた追悼文の和訳。以下は冒頭部分。
『運命は、平わに探査するために月に行った男たちが、安らかに眠るために月に留めようとしている。この勇敢な男たち、ニール・アームストロングとエドウイン・エルドリンは、自分たちが回復する望みがないことを知っています。しかし、彼らの犠牲の上に人類の希望があることも知っています。』
翻訳された追悼文を和文タイプライターで打ち出し、1969年当時の日本の公文書作成方法にならって5枚青焼複写して展示してある。
上の和訳追悼文を打った和文タイプライターも展示されている。
二階展示会場風景。
38 Beatles: White Album
工業製品であ、りオリジナル。
日本では唯一性を持つ工業製品、「岩はだ」が用いられる。
オリジナルのホワイトアルバムは、全てにシリアル番号が付されおり、同じものが存在しないデザインになっている。本作品は同じ模様がないファンシーペーパー「岩はだ」を使ってホワイトアルバムを300枚制作し展示している。
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